Users Guide
RAID メソッド
RAID メソッドは、異なる RAID コンポーネントに属性を適用するために使用します。各メソッドには、それぞれの入力および出力パラメータがあります。メソッドには特定の戻り値があります。RAID サ
ービスクラスの異なるメソッドには次があります。
l AssignSpare() メソッドは、物理ディスクを仮想ディスクの専用ホットスペア、またはグローバルホットスペアとして割り当てるために使用します。
l ResetConfig() メソッドは、 仮想ディスクのすべてを削除し、ホットスペア物理ディスクすべての割り当てを解除します。既存の仮想ディスクにあるデータはすべて失われます。
l ClearForeignConfig() メソッドは、 外部物理ディスクをローカル設定に追加するために外部物理ディスクの準備を行うために使用します。
l DeleteVirtualDisk() メソッドは、 ターゲットのコントローラから単一の仮想ディスクを削除するために使用します。このメソッドが正常に実行されると、仮想ディスクに削除のマークが付きま
す。
l CreateVirtualDisk() メソッドは、ターゲットのコントローラに単一の仮想ディスクを作成するために使用します。このメソッドが正常に実行されると、保留中であり、まだ作成されていない仮
想ディスクが発生します。
l GetDHSDisks() メソッドは、識別された仮想ディスクの専用ホットスペアにするドライブの候補を検索するために使用します。
l GetRAIDLevels() メソッドは、 仮想ディスクを作成するための RAID レベルの候補を検索するために使用します。物理ディスクのリストが表示されない場合、このメソッドは接続されたす
べてのディスクで動作します。
l GetAvailableDisks() メソッドは、仮想ディスクを作成するためのドライブの候補を検索するために使用します。
l CheckVDValues() メソッドは、 指定された RAID レベルとディスク数に応じた、仮想ディスクのサイズとデフォルト設定を検索するために使用します。
l SetControllerKey() メソッドは、ドライブの暗号化をサポートするコントローラにキーを設定します。
l LockVirtualDisk() メソッドは、識別された仮想ディスクを暗号化します。この仮想ディスクは、暗号化をサポートする物理ディスクで暗号化が有効になっている間、それらの物理ディスクに
存在する必要があります。
l CreateTargetedConfigJob() メソッドは、 他のメソッドで作成された保留中の値を適用するために使用します。このメソッドが正常に実行されると、属性値が保留中のアプリケーション用
ジョブが作成されます。
l DeletePendingConfiguration() メソッドは、設定ジョブが CreateTargetedConfigJob() によって作成される前に行われた保留中の設定(他のメソッドにより作成)変更をキャンセ
ルします。
l RemoveControllerKey() メソッドは、コントローラの暗号化キーを消去します。暗号化されたすべての仮想ディスクは、そのデータと共に消去されます。
l ReKey() メソッドは、コントローラのキーをリセットします。このメソッドを使用して、ローカルキー暗号化とリモートキー暗号化を切り替えます。
l EnableControllerEncryption() メソッドは、コントローラにローカルキー暗号化(LKM)を採用します。
l SetAttribute() メソッドは、 RAID 属性値の設定または変更に使用されます。
l SetAttributes() メソッドは、 属性群の設定または変更に使用されます。
l CreateVirtualDisk() メソッドは、次を実行するために使用されます。
¡ 部分的仮想ディスクの作成。CreateVirtualDisk() で入力されたサイズのパラメータ値が、物理ディスクのセットを合わせた合計サイズよりも小さい場合、部分的仮想ディスクが作成
されます。最初の仮想ディスクで使用した、同じ物理ディスクのセットおよび同じ RAID レベルを使用して、さらに部分的仮想ディスクを作成することができます。
¡ ターゲットのコントローラに CacheCade 仮想ディスクを作成。このメソッドは、内部的に RAID-0 仮想ディスクを作成します。作成方法は部分的仮想ディスクの作成と同じです。この
場合、CreateVirtualDisk() メソッドは VDPropNameArray-VDPropValueArray ペアのみを受け付けます。
l UnassignSpares() メソッドは、物理ディスクを仮想ディスクの専用ホットスペア、またはグローバルホットスペアとしての割り当てから解除するために使用します。
ハードウェアインベントリプロファイル
表4-7 では、管理下ノード上の異なるハードウェアにおけるクラス、機能、操作、およびメソッドを一覧表示します。
表 4-7.ハードウェアインベントリプロファイル
l DCIM_IntegerAttribute
このサブクラスを使用して、RAID 整数インスタンスのプロパティを表示します。
取得
列挙
-
l DCIM_StringAttribute
このサブクラスを使用して、RAID ストリングインスタンスのプロパティを表示します。
取得
列挙
-
メモ: 外部物理ディスクにインポートされていない仮想ディスクは削除されません。
メモ: 外部物理ディスク上のデータはすべて失われます。
メモ: 最初の CreateTargetedConfigJob() メソッド呼び出しの後の CreateTargetedConfigJob() メソッド呼び出しは、最初のジョブが完了するまではエラーが発生する原
因となります。
クラス名
機能
操
作
メソッ
ド
CPU プロファイル