Users Guide
1. VLAN、VLAN ID、VLAN 優先度、オートネゴシエート、LAN スピード、 LAN デュプレックスなどの追加の属性を設定します。
l VLAN - VLAN モードの処理とパラメータを有効または無効にします。VLAN を有効にした場合、一致する VLAN ID のトラフィックのみが許可されます。無効にした場合、VLAN
ID と VLAN 優先度は利用できなくなり、それらのパラメータに設定された値は無視されます。
l VLAN ID - VLAN ID の値を設定します。IEEE 801.1g 仕様で定義されているように、有効な値は 1 ~ 4094 の範囲です。
l VLAN 優先度 - VLAN ID の優先度の値を設定します。IEEE 801.11g 仕様で定義されているように、有効な値は 0 ~ 7 の範囲です。
l オートネゴシエート - オートネゴシエート機能をオンまたはオフにします。オートネゴシエートをオンにすると、最も近いルーターまたはハブと通信して、iDRAC が デュプレックスモ
ード とネットワーク速度 の値を自動設定するかどうかを判別します。オートネゴシエートをオフにすると、手動で デュプレックスモード および ネットワークスピード の値を設定す
る必要があります。
l LAN スピード - ユーザーのネットワーク環境と一致するように、ネットワークスピードを 100MB または 10MB に設定します。オートネゴシエーション が オン の場合、このオプ
ションは使用できません。
l LAN デュプレックス - ユーザーのネットワーク環境と一致するように、デュプレックスモードを 全二重 または 半二重 に設定します。オートネゴシエーション が オン の場合、
このオプションは使用できません。
2. 設定を保存し、LAN 設定 メニューに戻るには、OK をクリックします。
3. 次へ をクリックして、次の項に進みます。
共通の IP 設定
iDRAC の名前の登録、DHCP からのドメイン名の設定、ドメイン名とホスト名の文字列の指定ができます。
l iDRAC 名の登録 - はい に設定した場合、iDRAC 名はドメインネームシステム(DNS)に登録されます。いいえ に設定した場合、登録は行われません。
l iDRAC 名 - DNS への登録時に使用する iDRAC 名を表示または編集できます。iDRAC 名 の文字列には、最大 63 個の印刷可能な ASCII 文字を使用できます。iDRAC 名の登
録 が いいえ に設定されている場合は、iDRAC 名 の文字列を編集できます。このフィールドの情報は、iDRAC ファームウェアのアップデート後に削除されます。
l DHCP からのドメイン名 - はい にした場合は、iDRAC が DHCP サーバーからドメイン名を取得します。いいえ に設定した場合は、手動でドメイン名を入力する必要があります。
l ドメイン名 - DHCP から取得されない場合は、使用する iDRAC ドメイン名の表示や編集ができます。DHCP からのドメイン名 を いいえ に設定している場合は、ドメイン名を指定できま
す。このフィールドの情報は、iDRAC ファームウェアのアップデート後に削除されます。
l ホスト名文字列 - iDRAC に関連付けられるホスト名の指定や編集ができます。このフィールドの情報は、iDRAC がデフォルトにリセットされた場合、または iDRAC ファームウェアがアッ
プデートされた場合に削除されます。ホスト名 の文字列には、最大 62 の印刷可能な ASCII 文字を使用できます。
次へ をクリックして、次の項に進みます。
IPv4 設定
IPv4 を有効または無効にし、RMCP+ 暗号化キー、IP アドレスソース、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、および DNS サーバーの値を設定します。
l IPv4 - iDRAC NIC IPv4 プロトコルサポートを有効または無効にします。IPv4 を無効にすると、残りの制御も無効になります。
l RMCP+ 暗号化キー - 0 ~ 40 の16 進数の文字列(空白スペースは使用不可)で RMCP+ 暗号化キーを設定します。デフォルト設定は、すべてゼロ(0)です。
l IP アドレスソース - iDRAC NIC の DHCP サーバーからの IPv4 アドレスの取得を有効または無効にします。Ethernet IP アドレス、 サブネットマスク、および デフォルトゲート
ウェイ の制御を有効または無効にします。
l Ethernet IP アドレス - iDRAC NIC の静的 IPV4 アドレスを指定または編集できます。Ethernet IP アドレス フィールドに入力する IP アドレスは予約され、DHCP から IP アドレス
を解決して割り当てることができない場合のみに使用されます。Ethernet IP アドレス フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l サブネットマスク - iDRAC NIC の静的サブネットマスクを指定または編集できます。サブネットマスクは、IPv4 アドレスの上位ビットの位置を定義します。サブネットマスク 文字列は、
上位ビットがすべて 1 で、下位ビットがすべてゼロであるネットマスク形式です。例:255.255.255.0 サブネットマスク フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l デフォルトゲートウェイ - iDRAC NIC の静的 IPv4 デフォルトゲートウェイを指定または編集できます。ローカルで解決できない要求は、このアドレスにルーティングされます。デフォル
トゲートウェイ フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l DHCP からの DNS サーバーの取得 - はい に設定した場合、iDRAC NIC はドメインネームシステム(DNS)サーバー情報を DHCP サーバーから取得し、DNS サーバー 1 と
DNS サーバー 2 の制御を無効にします。いいえ に設定した場合、iDRAC NIC は DHCP サーバーから DNS サーバー情報を取得しないため、DNS サーバー 1 フィールドと DNS
サーバー 2 フィールドに手動で入力する必要があります。
l DNS サーバー 1 - プライマリ DNS サーバーの静的 IPv4 アドレスを指定または編集できます。この IPv4 アドレスは、名前から IPv4 アドレスの解決に使用される DNS サーバーのア
ドレスです。DNS サーバー 1 フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l DNS サーバー 2 - セカンダリ DNS サーバーの静的 IPv4 アドレスを指定または編集できます。DNS サーバー 1 が名前解決できない場合は、バックアップとして、DNS サーバー 2
の IPv4 アドレスが名前から IPv4 アドレスの解決に使用されます。このフィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
次へ をクリックして、次の項に進みます。
IPv6 設定
IPv6、IP アドレスソース、ethernet IP アドレス、IPv6 アドレス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイ、および DNS サーバーの値を設定します。
l IPv6 - iDRAC NIC IPv6 プロトコルサポートを有効または無効にします。IPv6 を無効にすると、残りの制御も無効になります。