Users Guide
5. 変更を適用するには、完了 をクリックします。
設定ウィザード 画面に戻るには、戻 る をクリックします。ウィザードを終了するには、キャンセル をクリックします。
iDRAC 設定
iDRACパラメータの設定と管理には、iDRAC 設定 ウィザードを使用します。
このウィザードは、レガシー BIOS処理の iDRAC 設定ユーティリティと似ています。ウィザードを使用すると、LAN、共通 IP 設定、IPv4、IPv6、仮想メディア、LAN ユーザー設定など、システ
ムに適用できる iDRAC パラメータを設定できます。
iDRAC 設定 ウィザードを起動するには
1. 左ペインの ハードウェア構成 をクリックします。
2. 右ペインの 設定ウィザード をクリックします。
3. iDRAC 設定 をクリックしてウィザードを起動します。
次の手順は、iDRAC 設定 ウィザードの使用方法を順を追って説明します。
a. LAN の設定
b. 詳細 LAN 設定
c. 共通の IP 設定
d. IPv4 設定
e. IPv6 設定
f. 仮想メディアの設定
g. LAN ユーザー設定
h. 確認
LAN の設定
iDRAC LAN、IPMI オーバー LAN、MAC アドレス、およびNICの選択を表示または設定します。
l iDRAC LAN - iDRAC NIC を有効または無効にします。iDRACLANを無効にすると、残りの制御も無効になります。
l IPMI オーバー LAN - iDRAC ローカルエリアネットワーク(LAN)チャネル上で IPMI(Intelligent Platform Management Interface)コマンドを有効または無効にします。
l MAC アドレス - ネットワーク上の各ノードを一意に識別する MAC(Media Access Control)アドレスを表示できます。(読み取り専用)
l NIC の選択 - 次のモードオプションを使用して、NIC モードを表示または編集できます。
¡ 専用 - このオプションを選択すると、リモートアクセスに Dell リモートアクセスコントローラ(DRAC)上の専用ネットワークインタフェースを使用できます。DRAC インタフェースは、
ホストオペレーティングシステムと共有されず、管理トラフィックを別の物理ネットワークにルーティングするため、アプリケーショントラフィックから分離できます。
¡ フェールオーバーで共有 - このオプションは、ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有する場合に選択します。リモートアクセスデバイスのネットワークイ
ンタフェースは、ホストオペレーティングシステムに NIC チームを設定すると完全に機能します。リモートアクセスデバイスは、マザーボードの LOM1と LOM2で LAN を介して
データを受信しますが、データの送信には LOM1のみを使用します。LOM 1 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送のすべてを LOM 2 にフェールオーバーし
ます。リモートアクセスデバイスは、データ伝送に LOM2を引き続き使用します。LOM2が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送のすべてを再度LOM1に
フェールオーバーします。
¡ フェールオーバーで共有 - LOM2(LOM2) - このオプションは、ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有する場合に選択します。リモートアクセス
デバイスのネットワークインタフェースは、ホストオペレーティングシステムに NIC チームを設定すると、完全に機能します。リモートアクセスデバイスは、マザーボードの LOM1と
LOM2で LAN を介してデータを受信しますが、データの送信には LOM2のみを使用します。LOM 2 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送のすべてを LOM
1 にフェールオーバーします。リモートアクセスデバイスはデータ伝送に LOM1を引き続き使用します。LOM1が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送のすべ
てを再度 LOM2にフェールオーバーします。片方の LOM が故障した後で復元した場合は、iDRAC ハードウェア構成 ウィザードを使用して NIC の選択を変更すると、手動で
元の LOM 設定に戻すことができます。
¡ フェールオーバーで共有(すべての LOM) - このオプションは、ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有する場合に選択します。リモートアクセスデ
バイスのネットワークインタフェースは、ホストオペレーティングシステムに NIC チームを設定すると、完全に機能します。リモートアクセスデバイスは、NIC 1、NIC 2、NIC 3、
NIC 4 を介してデータを受信しますが、データの送信は NIC 1 からのみ行います。NIC 1 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータを NIC 2 へ送信します。NIC 2 が
故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータを NIC 3 へ送信します。NIC 3 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータを NIC 4 へ送信します。NIC 4 が故障した
場合、リモート アクセス デバイスはすべての送受信を再び NIC 1 にフェールオーバーします。ただし、これは最初の NIC 1 の障害が修復されている場合に限ります。
詳細 LAN 設定
メモ: このオプションは、システムに iDRAC6 Enterprise コントローラが搭載されている場合にのみ使用できます。
メモ: ファイルオーバーで共有 - すべての LOM オプションは iDRAC6Enterpriseコントローラでは使用できない場合があります。