Users Guide
6. iDRAC はセキュアなハンドシェイクを受信し、それを完了します。
自動検出プロセスの拡張に伴い、以下のことが可能になりました。
l DHCP または DNS を使用する代わりに、iDRAC 設定ユーティリティ、USC、または WinRM コマンドを使用してプロビジョニングサーバーホストのアドレスを設定する。
l 新しい環境でリモートから自動検出を再開する。
l クライアントおよびサーバーのカスタム証明書を WS-MAN を使用してアップロードする。
ハンドシェイクするプロビジョニングサーバーへの直接接続
この機能を使用すると、プロビジョニングサーバーホストに直接接続してハンドシェイクし、ネットワークで新しいサーバーを登録できます。プロビジョニングサーバーの IP アドレスまたはホスト名は、
USC コンソール、iDRAC 設定ユーティリティ、または工場出荷時の設定を使用して指定できます。
プロビジョニングサーバーの IP アドレス / 名前解決が可能な名前の設定
自動検出で使用されるプロビジョニングサーバーの IP アドレス/ホスト名の設定に、複数のオプションが用意されています。これらは、WS-MAN を使用したウェブサービス、USC コンソール、または
iDRAC6 設定ユーティリティを使用して設定できます。
WS-MAN 要求を使用したプロビジョニングサーバーの設定
プロビジョニングサーバー IP アドレスのプロパティ文字列は、WS-MAN ネットワーク管理プロトコルを使用してウェブサービス要求を発行し、DCIM_LCService クラス上で SetAttribute() メソッド
を呼び出すと設定できます。Microsoft WinRM および WSMANCLI SetAttribute() 呼び出しのコマンドラインの例は、www.delltechcenter/page/Lifecycle+Controller の
TechCenter wiki で『Lifecycle Controller 1.3 インタフェースガイド』を参照してください。
コマンドを使用してプロビジョニングサーバーの IP アドレス/ホスト名を設定する場合は、次の条件が適用されます。
l iDRAC6 をデフォルトにリセットとき、racadm racresetcfg を発行するとき、または iDRAC6 ファームウェアをアップデートするときには、設定の 保存 オプションが有効になっていることを確
認してください。無効にすると、プロビジョニングサーバーの IP アドレス/ホスト名が消去されます。
l この情報は、次のハンドシェイクプロセスでのみ使用され、進行中の他のハンドシェイクに使用されることはありません。
l 文字列には、次のフォーマットで複数の IP アドレスまたはホスト名を含めることができます。
l 文字列は、IP アドレス、ホスト名、およびポート番号をコンマで区切ったリストです。
l 完全修飾ホスト名を使用できます。
l IPv4 アドレス - ホスト名と同時に指定する場合は、「(」で始まり、「)」で終わります。
l 各 IP アドレスまたはホスト名には、オプションで「:」とポート番号を指定できます。
l 有効な文字列の例:hostname、hostname.domain.com
USC コンソールを使用したプロビジョニングサーバーの設定
1. システムスタートアップ中に <F10> システムサービス を押すプロンプトが表示されたら、5 秒以内にキーを押します。
Unified Server Configurator Lifecycle Controller 有効 ページが表示されます。
2. ハードウェア構成 -> 設定ウィザード -> iDRAC6 設定 の順に移動します。
3. 次へ ボタンをクリックして、LAN ユーザー設定 に移動します。
4. プロビジョニングサーバーアドレス に移動します。
5. プロビジョニングサーバーホストの IP アドレス/ホスト名を入力します。
6. 次へ をクリックし、適用 をクリックします。
7. 完了 をクリックします。
8. 終了して再起動 をクリックします。終了を確認します。
iDRAC6 設定ユーティリティを使用したプロビジョニングサーバーの設定
1. システムのスタートアップ中にプロンプトが表示されたら、5 秒以内に <Ctrl+e> を押します。