Users Guide
l IPv4 - iDRAC NIC IPv4 プロトコルサポートを有効または無効にします。IPv4 を無効にすると、残りの制御部分も無効になります。
l RMCP+ 暗号化キー - 0 から 40 の16 進法の文字列(空白スペースはなし)で RMCP+ 暗号化キーを設定します。デフォルト設定は、すべてゼロ(0)です。
l IP アドレスソース - iDRAC NIC の DHCP サーバーからの IPv4 アドレスの取得を有効または無効にします。Ethernet IP アドレス、 サブネットマスク および デフォ
ルトゲートウェイ の制御を有効または無効にします。
l Ethernet IP アドレス - iDRAC NIC の静的 IPV4 アドレスを指定または編集できます。Ethernet IP アドレス フィールドに入力する IP アドレスは予約され、DHCP か
ら IP アドレスを解決し割り当てることができない場合のみに使用されます。Ethernet IP アドレス フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l サブネットマスク - iDRAC NIC の静的サブネットマスクを指定または編集できます。サブネットマスクは、IPv4 アドレスにおける上位ビットの位置を定義します。サブネット
マスク 文字列は、上位ビットがすべて 1 で、下位ビットがすべてゼロであるネットマスク形式です。例:255.255.255.0 サブネットマスク フィールドの最大値は
255.255.255.255 に制限されています。
l デフォルトゲートウェイ - iDRAC NIC の静的 IPv4 デフォルトゲートウェイを指定または編集できます。ローカルで解決できない要求は、このアドレスにルーティングされま
す。デフォルトゲートウェイ フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l DHCP からの DNS サーバーの取得 - はい に設定した場合、iDRAC NIC はドメインネームシステム(DNS)サーバー情報を DHCP サーバーから取得し、DNS サーバ
ー 1 および DNS サーバー 2 の制御を無効にします。いいえ に設定した場合、iDRAC NIC は DHCP サーバーから DNS サーバー情報を取得しないため、手動で DNS
サーバー 1 および DNS サーバー 2 フィールドに入力する必要があります。
l DNS サーバー 1 - プライマリ DNS サーバーの静的 IPv4 アドレスを指定または編集できます。この IPv4 アドレスは、名前から IPv4 アドレスの解決に使用される DNS
サーバーのアドレスです。DNS サーバー 1 フィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
l DNS サーバー 2 - セカンダリ DNS サーバーの静的 IPv4 アドレスを指定または編集できます。DNS サーバー 1 が名前解決できない場合、バックアップとして、DNS サ
ーバー 2 の IPv4 アドレスが名前から IPv4 アドレスの解決に使用されます。このフィールドの最大値は 255.255.255.255 に制限されています。
「IPv6 設定」 へ進むには、次へ をクリックします。
IPv6 設定
IPv6、IP アドレスソース、ethernet IP アドレス、IPv6 アドレス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイおよび DNS サーバー値を設定します。
l IPv6 - iDRAC NIC IPv6 プロトコルサポートを有効または無効にします。IPv6 を無効にすると、残りの制御部分も無効になります。
l IP アドレスソース - iDRAC NIC が DHCP サーバーから IPv6 アドレスを取得する能力を有効または無効にします。IP アドレスソース を無効にすると、Ethernet IP ア
ドレス、 プレフィックス長 および デフォルトゲートウェイ の制御も無効になります。
l Ethernet IP アドレス - DHCP から提供されない場合に、iDRAC NIC の静的 IPv6 アドレスを指定または編集できます。このフィールドの最大値は、
FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF に制限されています。マルチキャスト (ff00:/8) およびループバック (::1/128) の値は、Ethernet IP アドレスおよび本
項で説明されるその他のアドレス関連フィールドの有効なアドレスではありません。
サポートされる IPv6 アドレスの形式:
¡ X:X:X:X:X:X:X:X - この形式では、X は 16 進数値で、アドレスは 8 つの 16 ビットの部分で構成されます。各フィールドの最初のゼロは省くことができますが、各
フィールドに少なくとも 1 つの数値を入力する必要があります。
¡ :: (2 つのコロン) - この形式を使用することで、連続的なゼロの文字列を省略できます。「::」は、アドレス中で一度しか使用できません。また、アドレスを指定しない場
合には、0:0:0:0:0:0:0:0 と表すことができます。
¡ x:x:x:x:x:x:d.d.d.d - IPv4 および IPv6 ノードの混在環境において、この形式は便利な場合があります。 x は、アドレスにおける上位 6 つの 16 ビット部分の
16 進法の値を表します。d は、下位 4 つの 8 ビット部分の 10 進法の値(IPv4 の標準形式)を表します。
l プレフィックス長 - IPv6 アドレスにおいて、プレフィックスとして使用する上位ビット数を指定または変更できます。プレフィックス長の最大長は 128 ビットです。Ethernet IP
アドレスのプレフィックス長のビット数が、iDRAC NIC が属する IPv6 ネットワークのネットマスクとなります。上位ビットが定義されるほど、ネットワークにおいて、指定したプレフ
ィックスで利用できる IPv6 アドレスの数が少なくなります。
l デフォルトゲートウェイ - DHCP から提供されない場合に、iDRAC NIC の 静的 IPv6 デフォルトゲートウェイを指定または編集できます。ローカルで解決できない要求は、
このアドレスにルーティングされます。デフォルトゲートウェイ フィールドの最大値は、FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF に制限されています。
l DHCP からの DNS サーバーの取得 - はい に設定した場合、iDRAC NIC はドメインネームシステム(DNS)サーバー情報を DHCP サーバーから取得し、DNS サーバ
ー 1 および DNS サーバー 2 の制御を無効にします。いいえ に設定した場合、iDRAC NIC は DHCP サーバーから DNS サーバー情報を取得しないため、手動で DNS
サーバー 1 および DNS サーバー 2 フィールドに入力する必要があります。
l DNS サーバー 1 - DHCP から提供されない場合に、プライマリ DNS サーバーの静的 IPv6 アドレスを指定または編集できます。DNS サーバー 1 フィールドの最大値
は、FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF に制限されています。この IPv6 アドレスは、名前から IPv6 アドレスの解決に使用される DNS サーバーのアドレスで
す。
l DNS サーバー 2 - DHCP から提供されない場合に、セカンダリ DNS サーバーの静的 IPv6 アドレスを指定または編集できます。DNS サーバー 1 が名前解決できない
場合、バックアップとして、DNS サーバー 2 の IPv6 アドレスが名前から IPv6 アドレスの解決に使用されます。DNS サーバー 2 フィールドの最大値は、
FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF に制限されています。
「仮想メディアの設定」 へ進むには、次へ をクリックします。
仮想メディアの設定
仮想メディアおよび仮想フラッシュのパラメータを設定します。
l 仮想メディア - 連結、自動連結または分離モードを選択します。連結 に設定した場合、現在の操作環境において、仮想メディアデバイスを使用することができます。仮想メディ
アは、フロッピーイメージまたはドライブがローカルシステム上に存在(連結または接続)するかのように、管理下システムのコンソールからフロッピーイメージ、フロッピードライブ
または CD/DVD ドライブへのアクセスを可能にします。分離 と設定した場合、仮想メディアデバイスにアクセスできません。自動連結 に設定した場合、ユーザーがメディアを
物理的に接続するたびに、仮想メディアデバイスは自動的にサーバーにマッピングされます。
メモ: 仮想メディアおよび仮想フラッシュの機能は、システムに iDRAC 6 Enterprise が含まれる場合にのみ、使用可能です。仮想フラッシュの機能は、SD カードが取り付け
られ、iDRAC において有効になっている場合のみ、使用可能です。