Users Guide
l Dell OS 配置 - オペレーティングシステム配置機能の設定を表すための CIM および Dell 拡張クラスを定義します。これは、サービスプロセッサーにより提供されたオペレーティングシステム
配置機能を操作することによりオペレーティングシステム配置アクティビティをサポートする能力を追加してプロファイル参照の管理能力を拡張します。Dell OS 配置機能の詳細については、「リ
モートオペレーティングシステム配置インターフェイス」を参照してください。
Lifecycle Controller - Remote Service WS-MAN 実装は、トランスポートセキュリティ用にポート 443 上の SSL を使用し、基本およびダイジェスト認証をサポートします。Windows
®
WinRM
および Powershell CLI などのクライアントインフラストラクチャ、WSMANCLI などのオープンソースユーティリティ、および Microsoft
®
.NET
®
などのアプリケーションプログラミング環境を活用
することにより、ウェブサービスインタフェースを利用できます。
www.delltechcenter.com のデル技術センターには、入手可能な追加の実装ガイド、ホワイトペーパー、プロファイル仕様書、クラス定義 (.mof) ファイル、およびコードサンプルがあります。詳細
については、以下の項を参照してください。
l DTMF ウェブサイト:www.dmtf.org/standards/profiles/
l WS-MAN リリースノートまたは Readme ファイル
自動検出
自動検出機能により、Dell プロビジョニングサーバーを組み込んだ管理コンソールによるプロビジョニングされていないシステムの自動検出が可能になります。管理コンソールは、iDRAC にユーザー
証明書を提供して、検出されたシステムが管理できるようこれらの証明書で管理者アカウントを生成します。
自動検出を有効にした状態で、iDRAC6 は DHCP からの IP アドレスを要求し、管理コンソールまたはプロビジョニングサーバーが存在しているシステムの名前を取得するか、または後で DNS により
アドレスを解決するか、あるいはその両方を行います。管理コンソールのアドレスを取得後、iDRAC6 は安全にハンドシェークを行ってアカウント証明書を取得します。リモートオペレーティングシステム
配置などの運用を実行するため、iDRAC はここで新しく取得した証明書により管理できます。
自動検出機能を有効にした状態での Dell システムを明確に注文した場合 (工場デフォルト設定は無効に設定), iDRAC は DHCP が有効にされ、ユーザーアカウントが有効にされていない状態で
納入されます。自動検出機能を無効 に設定した場合、システムの起動時に iDRAC6 Configuration Utility からこの機能を手動で有効にできます。自動検出機能の有効/無効設定の詳細につい
ては、「自動検出機能を有効/無効にする」を参照してください。
DHCP/DNS の設定
Dell システムをネットワークに追加し、自動検出機能を使用する前に、ダイナミックホストコンフィグレーションプロトコル (DHCP) サーバー/ドメインネームシステム (DNS) が自動検出用の追加された
サポートで設定されていることを確認します。新しくインストールされたサーバーによる管理コンソール検出をネットワーク環境がサポートできるようにするためのいくつかの代案があります。自動検出機
能が正常に機能にするよう、次のいずれかの前提条件が満足されていることを確認します。
l DHCP サーバーは、デフォルトで iDRAC により送出された DHCP 要求に対応したベンダー固有オプション (オプション 43) データで管理コンソールの IP アドレスおよびポートを指定しま
す。LifecycleController ベンダークラスが生成されることを確認します。DHCP サーバーは、DNS 検索により 管理コンソールのホスト名を IP アドレスで解決します。
l DNS サーバーは、IP アドレスへの解決を行うサービスオプション _dcimprovsrv._tcp を指定します。
l DNS サーバーは、既知の名前 DCIMCredentialServer を持つサーバーの IP アドレスを指定します。
DHCP および DNS の設定の詳細については、www.delltechcenter.com の Dell エンタープライズ技術センターの『Lifecycle Controller Auto Discovery Network Setup
Specification』を参照してください。 』
自動検出機能を有効/無効にする
自動検出機能を有効にする前に、次の作業を行います。
1. システムの起動時に、指示されたら <Ctrl><e> キーを押します。
iDRAC6 設定ユーティリティページが表示されます。
2. NIC を有効にします (モジュラーシステムのみ)。
3. DHCP を有効にします。
4. アカウントアクセスを選択します。
5. 無効にするを選択します。
6. LAN パラメーターへナビゲートします。
7. DHCP からドメイン名を選択します。
8. オンを選択します。
9. DHCP から DNS サーバーを選択します。
メモ: WS-MAN システムは、DMTF ウェブサービスの管理仕様バージョン 1.0.0 に準拠しています。
メモ: メッセージが表示されたら、5 秒以内に <Ctrl><e> キーを押す必要があります。