Owners Manual
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タブレットの LED
このセクションでは、タブレットに備わっているバッテリ LED の診断機能について詳細に説明します。
診断 LED
タブレットでは、次の表に示した障害は、バッテリ LED の橙色 / 白色に点滅するパターンで判断します。
メモ:
• 点滅パターンは、(最初のグループ:橙色で点滅, 2 番目のグループ:白色で点滅)で表される 2 つの数字のセットで構成されます。
• 最初のグループ:LED が 1.5 秒の間隔で 1 回 ~ 9 回点滅して、短く消灯します(橙色)。
• 2 番目のグループ:LED が 1.5 秒の間隔で 1 回 ~ 9 回点滅し、長めに消灯した後、次のサイクルが再び始まります(白色)。
• 例:No Memory detected (2,3)(メモリが検出されませんでした(2, 3)。橙色のバッテリ LED が 2 回点滅した後に、白色のバッテリ LED が
3 回点滅します。その後、3 秒消灯してから、同じパターンが繰り返されます。
次の表は、橙色と白色の点滅パターンと、それらが示す問題の領域、および問題の説明を示します。
表 2. LED パターン
点滅パターン 問題の説明 推奨される処置
2,1
プロセッサ プロセッサの不具合
2,2
システム基板:BIOS ROM システム基板:BIOS の破損または ROM エラー
2,3
メモリ メモリ /RAM が検出されませんでした
2,4
メモリ メモリまたは RAM の障害です
2,5
メモリ 無効なメモリが取り付けられています
2,6
システム基板:チップセット システム基板:チップセットのエラーです
2,7
ディスプレイ ディスプレイの障害です
3,1
RTC 電源障害 コイン型電池の障害
3,2
PCI/ ビデオ PCI/ ビデオカード / チップの障害です
3,3
BIOS リカバリ 1 リカバリイメージが見つかりません
3,4
BIOS リカバリ 2 検出されたリカバリイメージは無効です
リアルタイムクロックのリセット
リアルタイムクロック(RTC)リセット機能を使用すると、ユーザーやサービス技術者は、最近リリースされたモデルの Dell Latitude および Precision システ
ムを
No POST/No Boot/No Power 状態の一部からリカバリできます。システムが AC 電源に接続されている場合にのみ、電源オフ状態からシステム
の RTC リセットを開始できます。電源ボタンを 25 秒間押したままにします。電源ボタンを放すと、システムの RTC リセットが実行されます。
メモ: 処理中にシステムから AC 電源を外すか、電源ボタンを 40 秒以上押したままにすると、RTC リセットプロセスは中止されます。
RTC リセットを実行すると、BIOS がデフォルトにリセットされ、Intel vPro のプロビジョニングが解除され、システムの日付と時刻がリセットされます。次の項
目は、
RTC リセットの影響を受けません。
• サービスタグ
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トラブルシューティング