Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI バージョン 3.00.00.00 ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)

メモ: 32 ビット、64 ビット DUP の両方がサポートされています。
メモ: 各種コンポーネントの複数のジョブを実行するときに iDRAC DUP がジョブの 1 つである場合、iDRAC ジョブがキューの
最後のジョブであるようにします。iDRAC ジョブを実行する前に、他のすべてのジョブが SCHEDULED(スケジュール済み)
または COMPLETED (完了) のいずれかの状態にあるようにします。
ファイルパスまたはアップデートパッケージパスフィールドで、DUP の名前(例:APP_WIN_RYYYZZZ.EXE)を入力するか、DUP
がサブディレクトリにある場合は、サブディレクトリ名と DUP の名前(例:subdirectory\APP_WIN_RYYYZZZ.EXE)の両方
を入力します。
メモ: Lifecycle Controller では、パスに 256 文字まで使用できます。これにはファイル名とファイル拡張子が含まれます。た
とえば、ファイル名と拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle
Controller では、:、*、?、”、<、>、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。
アップデートの選択と適用
1. アップデートを選択して適用するには、Available System Updates(使用可能なシステムアップデート) 表から、ファームウェ
アをアップデートするコンポーネントに対応するチェックボックスを選択します。カタログ ID を選択すると、選択したファーム
ウェアの詳細が次のフォーマットで表示されます。
リリース日:YYYY-MM-DD
ソース:USB ドライバ、CD、または DVD(<
デバイスタイプ
>):\<
.exe フォ
ー
マットのファ
ー
ムウェアファイル名
>
デフォルトで、Lifecycle Controller は、現行のアップデートまたは現在インストールされているバージョンより上位のバージョン
を使用できるコンポーネントを選択します。
2. 適用 をクリックします。アップデートプロセスの完了後、システムが再起動される場合があります。複数のアップデートを適
用する場合は、アップデートとアップデートとの間にシステムが再起動し、Lifecycle Controller に戻って、他の選択したアップ
デートを続行する場合があります。
メモ: システムは、オペレーティングシステムドライバパックおよびハードウェア診断のアップデート後には再起動しません。
メモ: Lifecycle Controller を使用して電源装置ユニット(PSU)のファームウェアをアップデートする間、最初のタスク後に
システムの電源が切れます。PSU ファームウェアのアップデートには数分間かかり、その後サーバに電源が自動投入されます。
ファームウェアのロールバック
Lifecycle Controller では、BIOS、iDRAC With Lifecycle Controller、RAID コントローラ、NIC、エンクロージャ、バックプレーン、Fibre
Channel カード、電源装置ユニット(PSU)などのコンポーネントファームウェアを、前にインストールしたバージョンにロールバッ
クすることができます。この機能は、現在のバージョンに問題があり、前にインストールされていたバージョンへ戻す場合に使用し
てください。
今回のリリースでサポートされるすべてのサーバで、単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアが使用されます。
iDRAC ファームウェアをロールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされます。
• Dell Diagnostics(診断)、オペレーティングシステムドライバパック、CPLD、およびオペレーティングシステムコレクタツール
は、以前のバージョンにロールバックすることはできません。
• 以前のバージョンへのロールバックは、コンポーネントファームウェアが最低 1 回異なるバージョンへアップデートされている場
合にのみ実行できます。
• iDRAC ファームウェアの場合を除き、現在のバージョンと以前のバージョンが同じ場合は、以前のバージョンのファームウェア
は表示されません。
• ファームウェアイメージがアップデートされるたびに、以前のバージョンのファームウェアのイメージがバックアップされます。
• ロールバック操作を実行するたびに、前にインストールされていたファームウェアが現在のバージョンになります。ただし、
iDRAC の場合は、前にインストールされていたバージョンが現在のバージョンになり、現在のバージョンが前のバージョンとし
て保存されます。
• ファームウェアの以前のバージョンは、ファームウェアのアップデートに Lifecycle Controller の Firmware Update(ファームウ
ェアアップデート)機能、Lifecycle Controller-Remote Services、またはオペレーティングシステムからの Dell Update Package
(DUP)のいずれかのツールが使用された場合に限り、使用することができます。
以前のファームウェアバージョンへのロールバック
ファームウェアロールバック 機能を使用して、ファームウェアを以前のバージョンへロールバックすることができます。
36 ファームウェアアップデート