Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI バージョン 3.00.00.00 ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)

ファームウェアのアップデート
Firmware Update(ファームウェアアップデート)ウィザードを使って、最新バージョンの Lifecycle Controller にアップデートす
ることができます。定期的に Firmware Update(ファームウェアアップデート)ウィザードを実行し、最新のアップデートにアク
セスすることをお奨めします。コンポーネントファームウェアは、アップデートリポジトリ、または個々の DUP(シングルコンポ
ーネント DUP)を使ってアップデートできます。
メモ: iDRAC と Lifecycle Controller のファームウェアは、1 つのファームウェアパッケージに統合されています。
メモ: シングルコンポーネント DUP のファイル名には、空白スペースが無いことを確認してください。
メモ: アップデートの実行中、 Collect System Inventory On Restart(CSIOR)が無効になっていると、Lifecycle Controller
がシステムインベントリを自動的にアップデートします。
メモ: 32 ビットと 64 ビット DUP の両方、およびカタログがサポートされています。カタログで 32 ビットと 64 ビットの両方
の DUP を使用できる場合、ファームウェアアップデートには 64 ビットの DUP が優先されます。32 ビットの DUP は、カタ
ログに 64 ビットの DUP がない場合にのみ、ファームウェアアップデートで使用されます。
メモ: アップデートを確認する際、互換性のあるすべてのバージョンが表示されます。アップデートをインストールする前に、
最新のバージョンを選択していること、また、そのバージョンが現在インストールされているバージョンよりも新しいもので
あることを確認します。iDRAC によって検出されるバージョンを制御したい場合は、Dell Repository Manager(DRM)を使
用してカスタムリポジトリを作成し、そのリポジトリを使用してアップデートをチェックできるように iDRAC を設定します。
PowerEdge FX2 サーバーでは、Lifecycle Controller を使用して Chassis Management Controller(CMC)のファームウェアをアップデ
ートすることができます。CMC のアップデートは、CMC のサーバモードが Manage and Monitor(管理と監視) に設定され、iDRAC
の Communication Permissions(通信許可) が CMC firmware update(CMC ファームウェアアップデート) に設定されている
場合のみに可能です。
これらの設定を有効にするには、次の手順を実行します。
1. CMC GUI で、Setup(セットアップ) > Server Mode(サーバモード) > Monitor and Configure(監視と設定) をクリックし
ます。
2. iDRAC GUI で、iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Communication Permission(通信許可) > CMC firmware update(CMC
ファームウェアアップデート) をクリックします。
ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行してください。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、Firmware Update(ファームウェアアップデート)をクリックします。
3. 右ペインで、Launch Firmware Update(ファームウェアアップデートの起動)をクリックします。
4. アップデートリポジトリである FTP Server(FTP サーバー)、Local Drive(CD, DVD, or USB)(ローカルドライブ(CD、
DVD、または USB))、または Network Share(CIFS, NFS, or HTTP)(ネットワーク共有(CIFS、NFS、または HTTP))の
いずれかを選択し、Next(次へ)をクリックします。
Enter Access Details(アクセス詳細の入力)ページが表示されます。
メモ: FTP Server(FTP サーバ) を選択した場合、接続を検証するには、Test Network Connection(ネットワーク接続の
テスト) をクリックします。ドメイン名が入力されている場合、サーバ IP アドレスとドメイン名が表示されます。プロキ
シ IP が入力されている場合、プロキシ IP がサーバ IP と一緒に表示されます。
メモ: Network Share(CIFS, NFS, or HTTP)(ネットワーク共有(CIFS、NFS、または HTTP)) を選択した場合、Test
Network Connection(ネットワーク接続のテスト) をクリックして接続を確認することができます。Lifecycle Controller
はデフォルトでホストおよびプロキシ IP を ping します。
5. 適切なデータを入力または選択します。
6. Next(次へ) をクリックします。
カタログファイル、カタログバージョン、およびアップデートが使用可能なコンポーネントの名前が記載された Select Updates
(アップデートの選択)ページが表示されます。
7. アップデートが必要なコンポーネントを選択して、Apply(適用)をクリックします。
アップデートプロセスが開始され、ファームウェアアップデートが完了します。システム再起動後、システムの使用準備が完了
します。
メモ: オペレーティングシステムドライバパック、OS コレクタツール、またはハードウェア診断がアップデートされた場
合、システムは再起動しません。
メモ: アップデートを 2 つ以上適用する場合は、アップデート間にシステムが再起動する場合があります。この場合、
Lifecycle Controller がサーバを再起動し、自動でアップデート処理を続行します。
ファームウェアアップデート 31