Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド
- 目次
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
● 生産性の向上および総所有コスト(TCO)の削減 — 管理者の管理範囲を遠隔地に存在するより多くのサーバーに拡大できるた
め、交通費などの運用コストを削減しながら IT スタッフの生産性を向上させることができます。
● セキュアな環境 — リモートサーバーへのセキュアなアクセスを提供することにより、管理者はサーバーおよびネットワークの
セキュリティを維持しながら、重要な管理作業を行うことができます。
● 高度な組み込み型管理 — Lifecycle Controller は、ローカル導入のための LC GUI、OpenManage Enterprise、OpenManage
Essentials、およびパートナーコンソールに統合されたリモート導入のための Redfish インタフェース対応の Remote Services
WS-Man および iDRAC RESTful API により、導入機能と簡素化された保守性を提供します。
iDRAC の詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals から入手可能な『iDRAC
ユーザーズ
ガイド
』を参照してください。
wsman の詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals から入手可能な『Lifecycle Controller
ユーザーズ
ガイド
』を参照して
ください。
本リリースの新機能
本リリースのアップデートは次のとおりです。
● Dell EMC PowerEdge R640、R740、R740xd、R940 および C6420 サーバのサポートを追加
● 再利用および廃棄機能でのディスクの消去(セキュアなディスクと非セキュアなディスク)の実行に対するサポートを追加
● UEFI 2.5 Network および Firmware の Management Protocol のサポートを追加
● コンポーネントの依存関係に対処するため、DUP の依存性に対するサポートを追加
● SupportAssist レポートのエクスポート機能により iDRAC デバッグログを収集するオプションを追加
● Dell PERC S140 を使用して、NVMe ドライブ用の仮想ディスクを作成するためのサポートを追加(Windows RAID と Linux MD
RAID)
● セキュアな UEFI 起動に対する証明書管理の追加
主な機能
Lifecycle Controller の主な機能は以下のとおりです。
● プロビジョニング — 統一インターフェースからの、プリオペレーティングシステム全体の設定
● 導入 - Lifecycle Controller の組み込みドライバを使用する、簡素化されたオペレーティングシステムのインストールです。
Microsoft Windows および Red Hat Enterprise Linux 7 のオペレーティングシステムでは、無人インストールモードを使用するこ
とができます。
● downloads.dell.com からオペレーティングシステムインストール用のドライバをダウンロードします。
● 修正またはアップデート - オペレーティングシステムに依存せず、次からのアップデートに直接アクセスし、メンテナンスの
ためのダウンタイムを最短化します。実用可能なロールバックバージョンを維持することにより、ファームウェアのアップデ
ートを簡素化します。
● サービス - ハードディスクドライブに依存せずに診断を継続的に行うことができます。コンポーネント(PowerEdge ストレー
ジコントローラ、NIC、電源装置ユニットなど)の交換中にファームウェアを自動的にフラッシュする機能があります。ネット
ワーク構成の VLAN をサポートします。
● システムの消去 - サーバの選択されたコンポーネントにあるサーバおよびストレージ関連のデータを削除します。サーバ上の
BIOS、Lifecycle Controller データ(LC ログ、設定データベース、ロールバックファームウェアバージョン)、iDRAC 設定、スト
レージコンポーネントについての情報を削除できます。
メモ: iDRAC ライセンスファイルを削除することはできません。
● セキュリティ — ローカルキー暗号化をサポートします。
● 拡張セキュリティ - TLS 1.2、1.1、および 1.0 をサポートします。セキュリティを強化するために、デフォルト設定は TLS 1.1 以
上となっています。
● サーバの復元 - サーバプロファイル(RAID 設定を含む)をバックアップし、サーバを以前の既知の状態に復元します。システ
ム基板の交換時には、サーバライセンスのインポート、ファームウェアのロールバック、およびシステム設定の復元を行いま
す。
● ハードウェアインベントリ — 現在および工場出荷時のシステム設定に関する情報を提供します。
● トラブルシューティングのための Lifecycle Controller ログです。
Lifecycle Controller のライセンス可能機能
Lifecycle Controller 機能は、ご購入いただくライセンスのタイプ(IPMI 付き Basic Management、iDRAC Express、iDRAC Express for
Blades、または iDRAC Enterprise)に基づいて使用可能になります。Lifecycle Controller GUI では、ライセンス取得された機能のみ
8 はじめに