Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド
- 目次
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
サーバープロファイルのインポート
[Import Server Profile(サーバプロファイルのインポート)] 機能を使用して、前に取得したバックアップをシステムに適用し、バ
ックアップイメージファイルに保存された情報に従ってシステムハードウェアとファームウェアの設定を復元します。対応コン
ポーネントについての詳細は、「対応コンポーネント」を参照してください。この操作は、バックアップを実行したときと同じ物
理的な場所(同じスロットなど)にあるすべてのシステムコンポーネントに対してバックアップ情報を復元します。バックアップ
前に取り付けられていたスロットとは異なるスロットに RAID コントローラ、NIC、CNA、FC HBA、ハードディスクドライブなど
のコンポーネントを取り付けると、これらのコンポーネントでの復元動作は失敗します。この失敗は Lifecycle ログに記録されま
す。
復元ジョブは、iDRAC 設定ユーティリティを使用してキャンセルすることができます。それには、POST 中に <F2> を押し、次に
[Cancel Lifecycle Controller Actions(Lifecycle Controller 処置のキャンセル)] で [Yes(はい)] をクリックするか、iDRAC をリセ
ットします。この操作によってリカバリプロセスが開始され、システムは前の既知の状態に復元されます。リカバリプロセスは、
システム構成に応じて 5 分超かかる場合があります。リカバリプロセスが完了したかどうかをチェックするには、iDRAC ウェブイ
ンタフェースで Lifecycle ログを表示します。
vFlash SD カード、ネットワーク共有、または USB ドライブからのサー
バープロファイルのインポート
サーバープロファイルのインポートを行う前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
● サーバーのサービスタグが、バックアップを行ったときのものと同じである。
● vFlash SD カードから復元している場合は、vFlash SD カードが取り付けられており、SRVCNF.とラベル付けされたフォルダにバ
ックアップイメージが含まれていること。このイメージは復元しようとしているのと同じサーバからのイメージである必要が
あります。
メモ: FIPS が有効になっている場合、vFlash へのサーバープロファイルのエクスポートまたはバックアップ、または vFlash
を使用したサーバープロファイルのインポートなどの vFlash SD カードに関連のある操作は実行できません。
● ネットワーク共有から復元を行う場合は、バックアップイメージファイルが保存されているネットワーク共有へのアクセスが
可能であること。
サーバープロファイルは vFlash SD カード、ネットワーク共有、または USB ドライブからインポートできます。
vFlash SD カードを使用したサーバープロファイルのインポート
vFlash SD カードからインポートするには、次の手順を実行します。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、[プラットフォームの復元]を選択します。
3. 右ペインで、[サーバープロファイルのインポート]を選択します。
4. [vFlash セキュアデジタル(SD)カード]を選択して、[次へ]をクリックします。
5. [保存]または[削除]のいずれかを選択します。
● [保存] — RAID レベル、仮想ドライブ、およびコントローラの属性を保存します。
● [削除] — RAID レベル、仮想ドライブ、およびコントローラの属性を削除します。
6. バックアップイメージファイルをパスフレーズでセキュア化した場合、[バックアップファイルパスフレーズ]フィールドにパ
スフレーズ(バックアップ時に入力したもの)を入力し、[終了]をクリックします。
ネットワーク共有からのサーバープロファイルのインポート
ネットワーク共有からのインポートには、次の手順を実行します。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、[プラットフォームの復元]を選択します。
3. 右ペインで、[サーバープロファイルのインポート]を選択します。
4. [ローカルドライブ(USB)またはネットワーク共有] をクリックして、[次へ] をクリックします。
5. [ネットワーク共有] をクリックします。
6. [CIFS]、[NFS]、または [HTTP] を選択し、ディレクトリ、サブディレクトリパスと共にバックアップファイル名を入力して
から [Next(次へ)] をクリックします。
7. [保存]または[削除]のいずれかを選択します。
58 保守