Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド
- 目次
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
● [利用可能なホットスペアがある場合は指定する] — このオプションを選択して、仮想ドライブにホットスペアを指定します。
ホットスペアとは、冗長仮想ドライブからデータを再構築するために使用できる未使用のバックアップ物理ディスクドライブ
のことです。ホットスペアは、冗長 RAID レベルでのみ使用できます。ホットスペアには、物理ディスクドライブのサイズ要件
もあります。ホットスペアには、仮想ドライブに含まれている最小物理ディスクドライブと同サイズまたはそれ以上の容量が
必要となります。RAID レベルと使用可能な物理ディスクドライブがこれらの要件を満たさないと、ホットスペアは割り当てら
れません。
メモ: ホットスペアはシステムのスロット 0~3 に装着されているディスクドライブからのみ割り当てます。スロットの情
報については、https://www.dell.com/poweredgemanuals で『PowerEdge オーナーズマニュアル』を参照してください。
● [ホットスペアディスク] — ホットスペアとして使用されるディスクを選択します。Lifecycle Controller でサポートされている
専用ホットスペアは 1 つのみです。
● [セキュア仮想ディスク] — これを選択して、コントローラのセキュリティキーて仮想ドライブをセキュア化します。
メモ: セキュアな仮想ドライブは、コントローラセキュリティキーが作成され、選択されたディスクが、自己暗号化ドライ
ブ(SED)の場合にのみ作成されます。
概要の表示
[概要] ページには、選択に応じた仮想ディスク属性が表示されます。
注意: [Finish(終了)] をクリックすると、ユーザー指定の外部設定を除き、既存仮想ドライブはすべて削除されます。仮想
ドライブ上のデータはすべて失われます。
前のページに戻って選択の確認または変更を実行するには、[Back(戻る)] をクリックします。変更を行わずにウィザードを終了
するには、[Cancel(キャンセル)] をクリックします。
表示されている属性を使用した仮想ドライブを作成するには、[終了] をクリックします。
ソフトウェア RAID を使用した RAID の設定
PERC S110 および S130 コントローラでは、システム BIOS の SATA 設定を [RAID モード] に変更するようにしてください。BIOS
を使用して設定を変更するには、最新の BIOS バージョンがインストールされている必要があります。各システムの BIOS バージョ
ンの詳細については、https://www.dell.com/support で『Lifecycle Controller
リリースノート
』を参照してください。
メモ: 古い BIOS がある場合、RAID の設定はオプション ROM 経由のみでしか行えません。
システム上で PERC S110 または S130 コントローラが有効になっている場合は、この機能で RAID を設定します。ソフトウェア
RAID オプションを選択すると、Lifecycle Controller インタフェースを介して部分的な仮想ディスクを作成することはできず、物理
ディスクドライブは非 RAID ディスクまたは RAID 対応可能ディスクとして表示されます。
● 非 RAID ディスク - RAID プロパティのない単体ディスクドライブ。RAID レベルを適用するには初期化が必要です。
● RAID 対応可能ディスク - ディスクドライブは初期化済みで、RAID レベルを適用できます。
メモ: Lifecycle Controller UI からは、ソフトウェア RAID コントローラを使用して導入できるのは Windows サーバーオペレ
ーティングシステムのみです。
RAID を設定するには、次を行います。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、[ハードウェア設定] をクリックします。
3. 右ペインで、[設定ウィザード] をクリックします。
4. [ストレージ設定ウィザード] で [RAID 設定] をクリックしてウィザードを起動します。
[現在の RAID 構成の表示とコントローラの選択] ページが表示されます。
Windows または Linux RAID のオプションを選択し、適切なオペレーティングシステムをインストールします。このオプション
は、ソフトウェア RAID コントローラでのみ利用でき、ソフトウェア RAID コントローラがサポートされている場合のみ有効で
す。
メモ: Windows RAID は RAID レベル 0、1、5、10 をサポートしますが、Linux RAID は RAID レベル 1 のみをサポートします。
RAID タイプが初期化されると、このオプションは LCUI でグレー表示されます。RAID タイプを有効にするには、BIOS F2
設定にアクセスし、RAID タイプを [非 RAID ディスク] に変更します。
5. コントローラを選択し、[次へ] をクリックします。
メモ: 選択したコントローラに非 RAID ディスクドライブが接続されている場合は、非 RAID の物理ディスクドライブを選択
してから、[次へ] をクリックして初期化します。それ以外の場合は、[RAID レベルの選択] ページが表示されます。
設定 45