Users Guide
最初の起動デバイスの設定
次回起動時のみ、または後続のすべての再起動時の、最初の起動デバイスを設定できます。後続のすべての起動時に使用するデバ
イスを設定すると、iDRAC ウェブインタフェースまたは BIOS 起動順序のいずれかから再度変更されるまで、そのデバイスが BIOS
起動順序の最初の起動デバイスのままになります。
最初の起動デバイスは次のいずれかに設定できます。
• 通常起動
• PXE
• BIOS セットアップ
• ローカルフロッピー / プライマリリムーバブルメディア
• ローカル CD/DVD
• ハードドライブ
• 仮想フロッピー
• 仮想 CD/DVD/ISO
• ローカル SD カード
• Lifecycle Controller
• BIOS 起動マネージャ
• UEFI デバイスパス
• UEFI HTTP
メモ:
• BIOS セットアップ(F2)、Lifecycle Controller(F10)、BIOS 起動マネージャ(F11)は永続的な起動デバイスとして設定
できません。
• iDRAC ウェブインタフェースの最初の起動デバイスの設定は、システム BIOS 起動設定よりも優先されます。
ウェブインタフェースを使用した最初の起動デバイスの設定
iDRAC ウェブインタフェースを使用して最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。
1. Configuration(設定) > System Settings(システム設定) > Hardware Settings(ハードウェアの設定) > First Boot Device
(最初の起動デバイス) に移動します。
最初の起動デバイス ページが表示されます。
2. ドロップダウンリストから必要な最初の起動デバイスを選択し、適用 をクリックします。
以降の再起動で、システムは、選択されたデバイスから起動します。
3. 選択されたデバイスから次回の起動時に一回のみ起動するには、Boot Once(一回のみ起動) を選択します。それ以降は、シ
ステムは BIOS 起動順序の最初の起動デバイスから起動します。
オプションの詳細については、『iDRAC
オンラインヘルプ
』を参照してください。
RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定
• 最初の起動デバイスを設定するには、iDRAC.ServerBoot.FirstBootDevice オブジェクトを使用します。
• デバイスの 1 回限りの起動を有効にするには、iDRAC.ServerBoot.BootOnce オブジェクトを使用します。
これらのオブジェクトの詳細については、『iDRAC RACADM CLI ガイド』(www.dell.com/idracmanuals から入手可能) を参照してく
ださい。
仮想コンソールを使用した最初の起動デバイスの設定
サーバが起動時のシーケンスを実行する前、サーバが仮想コンソールビューアで表示される際に、起動するデバイスを選択できま
す。Boot Once(一回のみ起動) は、「最初の起動デバイスの設定」に記載されているすべてのデバイスでサポートされます。
仮想コンソールを使用して最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。
1. 仮想コンソールを起動します。
2. 仮想コンソールビューアの 次回起動 メニューから、必要なデバイスを最初の起動デバイスとして設定します。
iDRAC の設定 91