Users Guide
RACADM を使用した iDRAC 情報の表示
RACADM を使用して iDRAC 情報を表示する場合は、『iDRAC RACADM CLI ガイド』(www.dell.com/idracmanuals から入手可能) に
記載されている getsysinfo または get サブコマンドの詳細情報を参照してください。
ネットワーク設定の変更
iDRAC 設定ユーティリティを使用して iDRAC ネットワーク設定を構成した後も、iDRAC ウェブインタフェース、RACADM、Lifecycle
Controller、Dell Deployment Toolkit、および Server Administrator から設定を変更することができます(オペレーティングシステムの
起動後)。これらのツールと権限設定の詳細については、それぞれのユーザーズガイドを参照してください。
iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用してネットワーク設定を変更するには、設定 権限が必要です。
メモ: ネットワーク設定を変更すると、iDRAC への現在のネットワーク接続が切断される場合があります。
ウェブインタフェースを使用したネットワーク設定の変更
iDRAC ネットワーク設定を変更するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Connectivity(接続) > Network(ネットワーク) >
Network Settings(ネットワーク設定) の順に移動します。
ネットワーク ページが表示されます。
2. 要件に従ってネットワーク設定、共通設定、IPv4、IPv6、IPMI、VLAN 設定を指定して、適用 をクリックします。
Network Settings(ネットワーク設定) で Auto Dedicated NIC(自動専用 NIC) を選択した場合、iDRAC の NIC 選択が共有
LOM(1、2、3、または 4)になっている場合に、iDRAC 専用 NIC でリンクが検出されると、iDRAC は NIC 選択を変更して専用
NIC を使用します。専用 NIC でリンクが検出されない場合、iDRAC は共有 LOM を使用します。共有から専用への切り替えのタ
イムアウトは 5 秒で、専用から共有への切り替えは 30 秒です。このタイムアウト値は、RACADM または WSMan を使用して
設定できます。
各種フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
ローカル RACADM を使用したネットワーク設定の変更
使用可能なネットワークプロパティのリストを生成するには、コマンドを使用します。
racadm get iDRAC.Nic
DHCP を使用して IP アドレスを取得するには、次のコマンドを使って DHCPEnable オブジェクトを書き込み、この機能を有効に
します。
racadm set iDRAC.IPv4.DHCPEnable 1
次に、必要な LAN ネットワークプロパティを設定するコマンドの使用例を示します。
racadm set iDRAC.Nic.Enable 1
racadm set iDRAC.IPv4.Address 192.168.0.120
racadm set iDRAC.IPv4.Netmask 255.255.255.0
racadm set iDRAC.IPv4.Gateway 192.168.0.120
racadm set iDRAC.IPv4.DHCPEnable 0
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP 0
racadm set iDRAC.IPv4.DNS1 192.168.0.5
racadm set iDRAC.IPv4.DNS2 192.168.0.6
racadm set iDRAC.Nic.DNSRegister 1
racadm set iDRAC.Nic.DNSRacName RAC-EK00002
racadm set iDRAC.Nic.DNSDomainFromDHCP 0
racadm set iDRAC.Nic.DNSDomainName MYDOMAIN
メモ: iDRAC.Nic.Enable を 0 に設定すると、DHCP が有効な場合でも iDRAC LAN は無効になります。
iDRAC の設定 83