Users Guide
現在のバックアップのスケジュールを表示する
racadm systemconfig getbackupscheduler
自動バックアップを無効にするには、次のコマンドを使用します:
racadm set LifeCycleController.lcattributes.autobackup Disabled
バックアップのスケジュールをクリアするには、次のコマンドを使用します:
racadm systemconfig clearbackupscheduler
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファレンスガイド
』を参照して
ください。
サーバープロファイルのインポート
バックアップイメージファイルを使用して、サーバを再起動せずに、同じサーバの設定およびファームウェアをインポートまたは復
元できます。
インポート機能はライセンスされていません。
メモ: 復元操作では、システムサービスタグとバックアップファイル内のサービスタグが一致している必要があります。復元操
作は、バックアップファイルにキャプチャされたものと同一で、同じ場所またはスロットに存在するすべてのシステムコンポ
ーネントに適用されます。コンポーネントが異なるか、同じ場所にない場合は変更されず、復元の失敗が Lifecycle ログに記録
されます。
インポート操作を行う前に、Lifecycle Controller が有効になっていることを確認します。Lifecycle Controller が無効になっていると
きに、インポート操作を開始すると、次のメッセージが表示されます。
Lifecycle Controller is not enabled, cannot create Configuration job.
インポートがすでに進行中のときにインポート操作を再度開始すると、次のエラーメッセージが表示されます。
Restore is already running
インポートイベントが Lifecycle ログに記録されます。
簡単な復元
お使いのサーバーのマザーボードを交換後、簡易復元により、以下のデータを自動的に復元できます:
• システムサービスタグ
• ライセンスデータ
• UEFI 診断アプリケーション
• システム構成の設定—BIOS、iDRAC、および NIC
簡易復元では、簡易復元フラッシュメモリを使用してデータをバックアップします。マザーボードを交換し、システムの電源を入れ
ると、BIOS により iDRAC のクエリが行われ、バックアップデータを復元するように求められます。最初の BIOS 画面では、サービ
スタグ、ライセンス、UEFI 診断アプリケーションを復元するように求められます。2 番目の BIOS 画面では、システム構成の設定
を復元するように求められます。最初の BIOS 画面でデータの復元を行わないことを選択し、かつ、別の方法によってサービスタグ
を設定しない場合、最初の BIOS 画面がもう一度表示されます。2 番目の BIOS 画面は一度だけ表示されます。
メモ:
• システム構成の設定は、CSIOR が有効になっている場合にのみバックアップされます。Lifecycle Controller および
CSIOR が有効になっていることを確認します。
• システムの消去では、簡易復元フラッシュメモリのデータは消去されません。
• 簡易復元では、ファームウェアイメージ、vFlash データ、またはアドインカードデータなどの他のデータはバックアップさ
れません。
管理下システムのセットアップ 77