Users Guide
• firmimg.d9 を SD カードにコピーします。
• SD カードをサーバーに挿入します。
• ブートローダーは SD カードを検出し、点滅している LED を橙色に点灯して、firmimg.d9 を読み取り、iDRAC を再プログラムし、
iDRAC を再起動します。
サーバープロファイルのバックアップ
BIOS、RAID、NIC、iDRAC、Lifecycle Controller、ネットワークドーターカード(NDC)などの各種コンポーネント上にインストール
されているファームウェアイメージと、これらのコンポーネントの構成設定を含むシステム設定をバックアップすることができま
す。バックアップ操作には、ハードディスク設定データ、マザーボード、および交換済み部品も含まれます。バックアップにより、
vFlash SD カードまたはネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP または HTTPS)に保存することができる単一のファイルが作成され
ます。
また、特定の日、週、または月に基づいたファームウェアとサーバー構成の定期的バックアップを有効化およびスケジュールするこ
ともできます。
サーバプロファイルのバックアップまたは復元操作が進行中の場合でも iDRAC をリセットできます。
バックアップ機能はライセンスされており、iDRAC Enterprise ライセンスで使用可能です。
バックアップ操作を実行する前に、次のことを確認します。
• Collect System Inventory On Reboot(CSIOR)オプションが有効。CSIOR が無効になっているときにバックアップ操作を行うと、
次のメッセージが表示されます。
System Inventory with iDRAC may be stale,start CSIOR for updated inventory
• vFlash SD カードのバックアップを実行するには、次の手順を行います。
• vFlash SD カードが挿入され、有効化および初期化されました。
• VFlash SD カードには、バックアップファイルを保存するための 100 MB 以上の空き容量があります。
バックアップファイルには、サーバープロファイルにインポート操作に使用できる暗号化されたユーザー機密データ、設定情報、お
よびファームウェアイメージが含まれます。
バックアップイベントが Lifecycle ログに記録されます。
メモ: Windows 10 オペレーティングシステムで NFS を使用してサーバプロファイルをエクスポートする際に、エクスポートさ
れたサーバプロファイルへのアクセスに問題が生じる場合、Windows の機能で NFS クライアントを有効にしてください。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したサーバープロファイ
ルのバックアップ
iDRAC ウェブインタフェースを使用してサーバープロファイルをバックアップするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Settings(設定) > Backup and Export Server Profile(サーバプロファイルのバックアッ
プとエクスポート) の順に移動します。
サーバープロファイルのバックアップとエクスポート ページが表示されます。
2. 次のいずれかを選択して、バックアップファイルイメージを保存します。
• Network Share(ネットワーク共有) を選択して、バックアップファイルイメージを CIFS または NFS 共有に保存。
• HTTP(HTTP) または HTTPS(HTTPS) を選択して、バックアップファイルイメージを HTTP/HTTPS ファイル転送を介
してローカルファイルに保存。
メモ: NFS 共有をマウントしたら、iDRAC 内では root 以外のユーザーは共有への書き込みができなくなります。これは
iDRAC のセキュリティを向上するためです。
3. バックアップについて、File Name(ファイル名)、Backup File Passphrase(バックアップファイルのパスフレーズ) (オプ
ション)、Confirm Passphrase(パスフレーズの確認) の詳細を入力します。
4. ファイルの場所として Network(ネットワーク) を選択した場合は、該当のネットワーク設定を入力します
メモ: ネットワーク共有設定を指定する場合は、ユーザー名とパスワードに特殊記号を使用しないようにするか、特殊文字
をパーセントエンコードすることが推奨されます。
フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
管理下システムのセットアップ 75