Users Guide
• myfile.xml を使用してカタログファイルから適用可能なすべてのアップデートを実行し、正常な再起動を実行する場合:
racadm update –f “myfile.xml” –b “graceful” –l //192.168.1.1 –u test –p passwd
• Catalog.xml をカタログファイルとして使用して FTP アップデートリポジトリから 適用可能なすべてのアップデートを実行
する場合:
racadm update –f “Catalog.xml” –t FTP –e 192.168.1.20/Repository/Catalog
自動ファームウェアアップデートのスケジュール設定
新しいファームウェアアップデートのチェックを行うための定期的な反復スケジュールを iDRAC 用に作成することができます。ス
ケジュールされた日付と時刻に、iDRAC を指定された送信先に接続し、新しいアップデートがあるかをチェックして、適用可能な
すべてのアップデートを適用またはステージングします。リモートサーバで作成されたログファイルには、サーバアクセスおよびス
テージングされたファームウェアのアップデートに関する情報が含まれています。
Dell Repository Manager(DRM)を使用してリポジトリを作成し、ファームウェアのアップデートをチェックして実行するために
iDRAC を設定してこのリポジトリを使用することをお勧めします。内部リポジトリを使用することで iDRAC に使用できるファー
ムウェアとバージョンを制御することができ、意図しないファームウェアの変更を避けるのに役立ちます。
メモ: DRM についての詳細は、delltechcenter.com/repositorymanager を参照してください。
自動アップデートをスケジュールするには iDRAC Enterprise ライセンスが必要です。
自動ファームウェアアップデートは、iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用してスケジュールすることができます。
メモ: IPv6 アドレスは、ファームウェアの自動アップデートのスケジュール向けにサポートされていません。
ウェブインタフェースを使用したファームウェアの自動アップデートの
スケジュール
ウェブインタフェースを使用してファームウェアの自動アップデートをスケジュールするには、次の手順を実行します。
メモ: ジョブがすでに スケジュール済み である場合は、自動アップデートの次回スケジュールを作成しないでください。現在
のスケジュール済みジョブが上書きされます。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Maintenance(メンテナンス) > System Update(システムアップデート) > Automatic
Update(自動アップデート) と移動します。
ファームウェアのアップデート ページが表示されます。
2. 自動アップデート タブをクリックします。
3. 自動アップデートの有効化 オプションを選択します。
4. 次のオプションのいずれかを選択して、アップデートのステージ後にシステム再起動が必要かどうかを指定します。
• アップデートをスケジュール — ファームウェアアップデートをステージしても、サーバーは再起動しません。
• アップデートをスケジュールしてサーバーを再起動 — ファームウェアアップデートのステージ後のサーバー再起動を有効に
します。
5. 次のいずれかを選択して、ファームウェアイメージの場所を指定します。
• Network(ネットワーク) — ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP または HTTPS、TFTP)からのカタログファイルを使
用します。ネットワーク共有ロケーションの詳細を入力してください。
メモ: ネットワーク共有設定を指定する場合は、ユーザー名とパスワードに特殊記号を使用しないようにするか、特殊文
字をパーセントエンコードすることが推奨されます。
• FTP — FTP サイトからのカタログファイルを使用します。FTP サイトの詳細を入力します。
• HTTP または HTTPS — カタログファイルのストリーミング、via HTTP と via HTTPS のファイル転送が可能です。
6. 手順 5 での選択内容に応じて、ネットワーク設定または FTP 設定を入力します。
フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
7. アップデート間隔のスケジュール セクションで、ファームウェアのアップデート動作の開始時刻と頻度(毎日、毎週、または毎
月)を指定します。
フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
8. アップデートのスケジュール をクリックします。
次にスケジュールされているジョブがジョブキュー内に作成されます。反復ジョブの最初のインスタンスが開始されてから 5
分後、次の期間のジョブが作成されます。
管理下システムのセットアップ 69