Users Guide
このオプションは、専用モードの場合にのみ使用できます。有効にすると、iDRAC は、そのネットワーク速度に基づいてネット
ワーク速度を 10、100、または 1000 Mbps に設定します。
5. ネットワーク速度 で、10 Mbps または 100 Mbps のどちらかを選択します。
メモ: ネットワーク速度を手動で 1000 Mbps に設定することはできません。このオプションは、Auto Negotiation(オート
ネゴシエーション) オプションが有効になっている場合にのみ使用できます。
6. 二重モード で、半二重 または 全二重 オプションを選択します。
メモ: オートネゴシエーション を有効にすると、このオプションはグレー表示になります。
メモ: ネットワークチーミングが同じネットワークアダプタを NIC の選択として使用してホスト OS で設定されている場
合は、次にフェールオーバーネットワークも設定する必要があります。NIC の選択とフェールオーバーネットワークでは、
ネットワークチームの一部として設定されているポートを使用する必要があります。3 つ以上のポートがネットワークチー
ムの一部として使用されている場合、フェールオーバーネットワークの選択は「すべて」である必要があります。
共通設定
ネットワークインフラストラクチャに DNS サーバが存在する場合は、DNS に iDRAC を登録します。これらは、ディレクトリサービ
ス(Active Directory または LDAP)、シングルサインオン、スマートカードなどの高度な機能に必要な初期設定要件です。
iDRAC を登録するには、次の手順を実行します。
1. DNS に DRAC を登録する を有効にします。
2. DNS DRAC 名 を入力します。
3. Auto Config Domain Name(ドメイン名の自動設定) を選択して、ドメイン名を DHCP から自動的に取得します。または、
DNS Domain Name(DNS ドメイン名) を入力します。
IPV4 の設定
IPv4 の設定を行うには、次の手順を実行します。
1. Enable IPv4(IPv4 の有効化) で、Enabled(有効) オプションを選択します。
メモ: 第 14 世代の PowerEdge サーバでは、DHCP がデフォルトで有効です。
2. Enable DHCP(DHCP の有効化) で、Enabled(有効) オプションを選択して、DHCP が iDRAC に自動的に IP アドレス、ゲ
ートウェイ、およびサブネットマスクを割り当てることができるようにします。または、Disabled(無効) を選択して次の値
を入力します。
• 静的 IP アドレス
• 静的ゲートウェイ
• 静的サブネットマスク
3. オプションで、Use DHCP to obtain DNS server address(DHCP を使用して DNS サーバアドレスを取得する) を有効にし
て、DHCP サーバが Static Preferred DNS Server(静的優先 DNS サーバ) および Static Alternate DNS Server(静的代替
DNS サーバ を割り当てることができるようにします。または、Static Preferred DNS Server(静的優先 DNS サーバ) と Static
Alternate DNS Server(静的代替 DNS サーバ) の IP アドレスを入力します。
IPV6 の設定
インフラストラクチャセットアップに基づいて、IPv6 アドレス プロトコルを使用できます。
IPv6 の設定を行うには、次の手順を実行します。
1. IPv6 の有効化 で、有効 オプションを選択します。
2. DHCPv6 サーバーが iDRAC に対して自動的に IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネッマスクを割り当てるようにするには、
自動設定の有効 下で 有効 オプションを選択します。
メモ: 静的 IP および DHCP IP の両方を同時に設定することができます。
3. 静的 IP アドレス 1 ボックスに、静的 IPv6 アドレスを入力します。
4. 静的プレフィックス長 ボックスに、0~128 の範囲の値を入力します。
5. 静的ゲートウェイ ボックスに、ゲートウェイアドレスを入力します。
メモ: 静的 IP を設定すると、現在の IP アドレス 1 が静的 IP を表示し、IP アドレス 2 が動的 IP を表示します。静的 IP 設
定をクリアすると、現在の IP アドレス 1 に動的 IP が表示されます。
44 管理下システムのセットアップ