Users Guide
デフォルトパスワード警告メッセージの有効化また
は無効化
デフォルトパスワード警告メッセージの表示を有効または無効にすることができます。これを行うには、ユーザー設定権限が必要で
す。
IP ブロック
IP ブロックを使用して、IP アドレスからの過剰なログイン失敗が発生したことを動的に判断し、事前に選択された時間枠の間、そ
のアドレスが iDRAC9 にログインするのをブロックまたは防止できます。IP ブロックには次が含まれます。
• 許容されるログインの失敗数。
• これらの失敗が発生する必要がある時間枠(秒単位)。
• 許容される失敗の総数を超えてから、当該 IP アドレスからのセッションの確立を防止するまでの時間(秒)。
特定 IP アドレスからのログインに連続して失敗するたびに、その回数が内部カウンタによって追跡されます。ユーザーがログイン
に成功すると、失敗の履歴はクリアされ、内部カウンタがリセットされます。
メモ: クライアント IP アドレスからのログイン試行が連続して拒否されると、一部の SSH クライアントに次のメッセージが
表示される場合があります。
ssh exchange identification: Connection closed by remote host
.
表 9. ログイン再試行制限のプロパティ
プロパティ 定義
iDRAC.IPBlocking.BlockEnable
IP ブロック機能を有効にします。指定した長さの時間内に
iDRAC.IPBlocking.FailCount
単一の IP アドレスでの失敗が連続して発生すると、
iDRAC.IPBlocking.FailWindow
それより後の当該アドレスからのセッション確立の試行はすべ
て、一定の時間内は拒否されます。
iDRAC.IPBlocking.PenaltyTime
iDRAC.IPBlocking.FailCount
ログイン試行が拒否されるまでの、IP アドレスからのログイン失
敗回数を設定します。
iDRAC.IPBlocking.FailWindow
ログインの失敗をカウントする時間(秒単位)。この期間を超えて
失敗が発生すると、カウンタはリセットされます。
iDRAC.IPBlocking.PenaltyTime
失敗回数が制限値を超えた IP アドレスからのすべてのログイン
試行を拒否する場合の期間(秒単位)を定義します。
ウェブインタフェースを使用した OS to iDRAC パス
スルーの有効化または無効化
ウェブインタフェースを使用して OS to iDRAC パススルーを有効にするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Network(接続) > Network(ネットワーク) > OS to iDRAC Pass-through(OS から
iDRAC へのパススルー) に移動します。
OS to iDRAC パススルー ページが表示されます。
40 iDRAC へのログイン