Users Guide
SupportAssist を登録して使用するには、iDRAC Service Module(iSM)がシステムにインストールされている必要があります。サー
ビスモジュールのインストールが開始されると、インストール手順を参照することができます。iSM が正常にインストールされるま
で、次へ ボタンは無効のままです。
サーバ OS プロキシ情報
接続に問題がある場合、OS プロキシ情報の入力が求められます。サーバ、ポート、ユーザー名、およびパスワードを入力して、プ
ロキシ設定を行います。
SupportAssist
SupportAssist を設定したら、SupportAssist ダッシュボードを確認し サービスリクエストサマリ、保証ステータス、SupportAssist
の概要、サービスリクエスト、および 収集ログ を確認できます。収集ログを表示または送信するために登録の必要はありません。
サービスリクエストポータル
サービスリクエスト は、各イベントについて、状態(開始 / 終了)、説明、ソース(イベント / 電話)、サービスリクエスト ID、開
始日、および 終了日 の詳細を表示します。イベントを選択して各イベントのさらに詳細を表示できます。サービスリクエストポー
タルを確認して、個別のケースについての追加情報を表示することもできます。
収集ログ
収集ログ には、収集の時刻、収集タイプ(手動、スケジュール済み、イベントベース)、収集されたデータ(カスタム選択、すべて
のデータ)、収集ステータス(エラーで終了、正常に終了)、ジョブ ID、送信ステータス、および、および 送信の日付と時刻 の詳細
が表示されます。iDRAC 内で最後に保持されたコレクションはデルに送信できます。
メモ: 生成された収集ログの詳細をフィルタリングして、ユーザーの選択に基づいて特定個人情報(PII)を削除することがで
きます。
SupportAssist コレクションの生成
OS およびアプリケーションログの生成
• iDRAC サービスモジュールは、ホストオペレーティングシステムにインストールして実行する必要があります。
• OS Collector は出荷時に iDRAC にインストールされています。削除した場合は、iDRAC にインストールする必要があります。
サーバの問題についてテクニカルサポートとの作業が必要であるが、セキュリティポリシーによってインターネットへの直接接続が
制限されている場合、テクニカルサポートに必要なデータを提供して問題のトラブルシューティングを円滑に進めることができま
す。デルからソフトウェアをインストールしたりツールをダウンロードしたり、またはサーバオペレーティングシステムや iDRAC か
らインターネットへアクセスしたりする必要はありません。
サーバの正常性レポートを生成してから、収集ログをエクスポートできます。
• 管理ステーション(ローカル)。
• 共通インターネットファイルシステム(CIFS)やネットワークファイル共有(NFS)などの共有ネットワーク。CIFS または NFS
などのネットワーク共有の場所にエクスポートするには、iDRAC 共有への直接ネットワーク接続、または専用のネットワークポ
ートが必要です。
• Dell EMC へ。
SupportAssist Collection は、標準の ZIP フォーマットで生成されます。コレクションには次の情報が含まれています。
• すべてのコンポーネントのハードウェアインベントリ(システムコンポーネントの設定とファームウェアの詳細、マザーボード
システムイベントログ、iDRAC 状態情報、および Lifecycle Controller のログを含む)
• オペレーティングシステムおよびアプリケーションの情報。
• ストレージコントローラログ。
• iDRAC デバッグログ。
• HTML5 ビューアが含まれており、コレクションが完了するとアクセスできるようになります。
• コレクションには、詳細なシステム情報がユーザーにとってわかりやすい形式で大量に記録されています。この情報は、コレク
ションをテクニカルサポートサイトにアップロードしなくても表示できます。
データが生成された後、複数の XML ファイルとログファイルを含むデータを表示できます。
298 iDRAC への SupportAssist の統合