Users Guide
中央のボタンをクリックします。2 行目にエラーおよび警告メッセージが表示されます。LCD パネルに表示されるエラーメッセー
ジのリストについては、サーバのオーナーズマニュアルを参照してください。
iDRAC の再起動
サーバーの電源を切らずに、iDRAC のハード再起動あるいはソフト再起動を実行できます。
• ハード再起動 — サーバーで、LED ボタンを 15 秒間押し続けます。
• ソフト再起動 — iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用します。
iDRAC ウェブインタフェースを使用した iDRAC のリセット
iDRAC を再起動するには、iDRAC ウェブインタフェースで次のいずれかの操作を実行します。
• Maintenance(メンテナンス) > Diagnostics(診断) に移動します。iDRAC のリセット をクリックします。
RACADM を使用した iDRAC のリセット
iDRAC を再起動するには racreset コマンドを使用します。詳細については、『Chassis Management Controller RACADM CLI ガイド』
(www.dell.com/cmcmanuals から入手可能) を参照してください。
システムおよびユーザーデータの消去
メモ: システムおよびユーザーデータの消去は、iDRAC GUI ではサポートされていません。
システムコンポーネントと次のコンポーネントのユーザーデータは削除できます。
• Lifecycle Controller のデータ
• 内蔵診断機能
• 組み込み OS ドライバパック
• デフォルトへの BIOS リセット
• デフォルトへの iDRAC リセット
システム消去を実行する前に、以下を確認します。
• iDRAC サーバー制御権限がある。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
Lifecycle Controller のデータ オプションでは、LC ログ、設定データベース、ロールバックのファームウェア、工場出荷時のログ、FP
SPI(または管理ライザ)からの設定情報などのコンテンツが削除されます。
メモ: Lifecycle Controller ログには、システム消去の要求に関する情報と、iDRAC の再起動時に生成された情報が含まれま
す。それまでの情報はすべて削除されます。
SystemErase コマンドを使用して、1 つまたは複数のシステムコンポーネントを削除できます。
racadm systemErase <BIOS | DIAG | DRVPACK | LCDATA | IDRAC >
ここで、
• bios — BIOS をデフォルトにリセット
• diag — 組み込み診断機能
• drvpack — 組み込み OS ドライバパック
• lcdata — Lifecycle Controller データの消去
• idrac — iDRAC をデフォルトにリセット
• overwritepd — インスタントセキュア消去(ISE)をサポートしないハードドライブの上書き
• percnvcache — コントローラキャッシュのリセット
• vflash — vFLASH のリセット
• secureerasepd — ISE をサポートするハードドライブ、SSD、NVMe の消去
• allapps — すべての OS アプリケーションのクリア
詳細については、『iDRAC RACADM CLI ガイド』(www.dell.com/idracmanuals から入手可能) を参照してください。
iDRAC を使用した管理下システムのトラブルシューティング 295