Users Guide
仮想メディアを使用してオペレーティングシステムを導入するには、次の手順を実行します。
1. 次のうちのいずれか 1 つを実行してください。
• オペレーティングシステムのインストール CD または DVD を管理ステーションの CD ドライブまたは DVD ドライブに挿入
します。
• オペレーティングシステムのイメージを連結します。
2. マップするために必要なイメージが保存されている管理ステーションのドライブを選択します。
3. 次のいずれか 1 つの方法を使用して、必要なデバイスから起動します。
• iDRAC ウェブインタフェースを使用して、仮想フロッピー または 仮想 CD/DVD/ISO から 1 回限りの起動を行うように起動
順序を設定します。
• 起動時に <F2> を押して、セットアップユーティリティ > システム BIOS 設定 から起動順序を設定します
4. 管理下システムを再起動し、画面の指示に従って展開を完了します。
複数のディスクからのオペレーティングシステムのインスト
ール
1. 既存の CD/DVD のマップを解除します。
2. リモート光学ドライブに次の CD/DVD を挿入します。
3. CD/DVD ドライブを再マップします。
SD カードの内蔵オペレーティングシステムの導入
SD カード上の内蔵ハイパーバイザをインストールするには、次の手順を実行します。
1. システムの内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM)スロットに 2 枚の SD カードを挿入します。
2. BIOS で SD モジュールと冗長性(必要な場合)を有効にします。
3. 起動中に <F11> を押して、ドライブの 1 つで SD カードが使用可能かどうかを検証します。
4. 内蔵されたオペレーティングシステムを導入し、オペレーティングシステムのインストール手順に従います。
BIOS での SD モジュールと冗長性の有効化
BIOS で SD モジュールおよび冗長性を有効にするには、次の手順を実行します。
1. 起動中に <F2> を押します。
2. セットアップユーティリティ > システム BIOS 設定 > 内蔵デバイス と移動します。
3. Internal USB Port(内蔵 USB ポート) を On(オン) に設定します。これを Off(オフ) に設定した場合、IDSDM は起動デ
バイスとして使用できません。
4. 冗長性が必要でない場合は(単独の SD カード)、内蔵 SD カードポート を オン に設定し、内蔵 SD カードの冗長性 を 無効 に
設定します。
5. 冗長性が必要な場合は(2 枚の SD カード)、内蔵 SD カードポート を オン に設定し、内蔵 SD カードの冗長性 を ミラー に設定
します。
6. 戻る をクリックして、終了 をクリックします。
7. はい をクリックして設定を保存し、<Esc> を押してセットアップユーティリティを終了します。
IDSDM について
内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM)は、適切なプラットフォームのみで使用できます。IDSDM は、1 枚目の SD カードの内容を
ミラーリングする別の SD カードを使用して、ハイパーバイザ SD カードに冗長性を提供します。
2 枚の SD カードのどちらでもマスターにすることができます。たとえば、2 枚の新しい SD カードが IDSDM に装着されている場
合、SD1 はアクティブ(マスター)カードであり、SD2 はスタンバイカードです。データは両方のカードに書き込まれますが、デー
タの読み取りは SD1 から行われます。SD1 に障害が発生するか、取り外された場合は常に、SD2 が自動的にアクティブ(マスター)
カードになります。
iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、IDSDM のステータス、正常性、および可用性を表示できます。SD カー
ドの冗長性ステータスおよびエラーイベントは SEL にログされ、前面パネルに表示されます。アラートが有効に設定されている場
合は、PET アラートが生成されます。
オペレーティングシステムの導入 289