Users Guide
オペレーティングシステムの導入
管理下システムへのオペレーティングシステムの導入には、次のいずれかのユーティリティを使用できます。
• リモートファイル共有
• コンソール
トピック:
• リモートファイル共有を使用したオペレーティングシステムの導入
• 仮想メディアを使用したオペレーティングシステムの導入
• SD カードの内蔵オペレーティングシステムの導入
リモートファイル共有を使用したオペレーティング
システムの導入
リモートファイル共有(RFS)を使用してオペレーティングシステムを展開する前に、次を確認してください。
• iDRAC に対する 設定ユーザー および 仮想メディアへのアクセス 権限が、そのユーザーに対して有効である。
• ネットワーク共有に、ドライバおよびオペレーティングシステムの起動可能イメージファイルが .img または .iso などの業界標
準フォーマットで含まれている。
メモ: イメージファイルの作成中、標準のネットワークベースのインストール手順に従います。展開イメージを読み取り専
用としてマークして、各ターゲットシステムが確実に同じ展開手順から起動し、実行するようにします。
RFS を使用してオペレーティングシステムを導入するには、次の手順を実行します。
1. リモートファイル共有(RFS)を使用し、NFS または CIFS 経由で管理下システムに ISO または IMG イメージファイルをマウン
トします。
2. Configuration(設定) > System Settings(システム設定) > Hardware Settings(ハードウェア設定) > First Boot Device
(最初の起動デバイス) の順に移動します。
3. 起動順序を、最初の起動デバイス ドロップダウンリストで設定して、フロッピー、CD、DVD、または ISO などの仮想メディア
を選択します。
4. 一回限りの起動 オプションを選択して、次のインスタンスについてのみ、管理下システムがイメージファイルを使って再起動
するようにします。
5. 適用 をクリックします。
6. 管理下システムを再起動し、画面の指示に従って展開を完了します。
リモートファイル共有の管理
リモートファイル共有(RFS)機能を使用すると、ネットワーク共有上にある ISO または IMG イメージファイルを設定し、NFS ま
たは CIFS を使ってそれを CD または DVD としてマウントすることにより、管理下サーバのオペレーティングシステムから仮想ド
ライブとして使用できるようにすることができます。RFS はライセンスが必要な機能です。
リモートファイル共有では .img と .iso イメージファイル形式のみがサポートされます。.img ファイルは仮想フロッピーとしてリ
ダイレクトされ、.iso ファイルは仮想 CDROM としてリダイレクトされます。
RFS のマウントを行うには、仮想メディアの権限が必要です。
RFS と仮想メディアの機能は相互排他的です。
• 仮想メディアクライアントがアクティブではない場合に、RFS 接続の確立を試行すると、接続が確立され、リモートイメージが
ホストのオペレーティングシステムで使用可能になります。
• 仮想メディアクライアントがアクティブである場合に RFS 接続の確立を試行すると、次のエラーメッセージが表示されます。
仮想メディアが取り外されているか、選
択
した仮想ドライブにリダイレクトされました。
RFS の接続ステータスは iDRAC ログで提供されます。接続されると、RFS マウントされた仮想ドライブは、iDRAC からログアウト
しても切断されません。iDRAC がリセットされた場合、またはネットワーク接続が切断された場合は、RFS 接続が終了します。RFS
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