Users Guide
インタフェースまたはプ
ロトコル
説明
iDRAC ウェブインタフ
ェース
iDRAC ウェブインタフェースを使用して、iDRAC を管理し、管理対象のシステムをモニタします。ブラ
ウザは、HTTPS ポートを介してウェブサーバに接続します。データストリームは 128 ビット SSL を使用
して暗号化され、プライバシーと整合性を提供します。HTTP ポートへの接続は、いずれも HTTPS にリ
ダイレクトされます。管理者は、SSL CSR 生成プロセスで独自の SSL 証明書をアップロードして、ウェ
ブサーバのセキュリティを確保できます。デフォルトの HTTP および HTTPS ポートは変更できます。
ユーザーアクセスはユーザー権限に基づきます。
CMC ウェブインタフェ
ース
シャーシの監視と管理のほか、CMC ウェブインタフェースでは次の操作が可能です。
• 管理下システムのステータスの表示
• iDRAC ファームウェアのアップデート
• iDRAC ネットワークの設定
• iDRAC ウェブインタフェースへのログイン
• 管理下システムの開始、停止、またはリセット
• BIOS、PERC、および対応ネットワークアダプタのアップデート
サーバー LCD パネル /
シャーシ LCD パネル
サーバー前面パネルの LCD を使用して、次の操作を行うことができます。
• アラート、iDRAC IP または MAC アドレス、ユーザーによるプログラムが可能な文字列の表示
• DHCP の設定
• iDRAC 静的 IP 設定の設定
ブレードサーバーでは、LCD はシャーシの前面パネルにあり、すべてのブレード間で共有されています。
サーバを再起動しないで iDRAC をリセットするには、システム識別ボタン を 16 秒間押し続けます。
メモ: LCD パネルは、前面ベゼルをサポートするラックシステムまたはタワーシステムでのみ使用
できます。ブレードサーバーでは、LCD はシャーシの前面パネルにあり、すべてのブレード間で共
有されています。
RACADM このコマンドラインユーティリティを使用して、iDRAC およびサーバの管理を実行します。RACADM を
ローカルおよびリモートで使用できます。
• ローカル RACADM コマンドラインインタフェースは、Server Administrator がインストールされてい
る管理下システムで実行されます。ローカル RACADM は、帯域内 IPMI ホストインタフェースを介
して iDRAC と通信します。このユーティリティはローカルの管理下システムにインストールされて
いるため、実行するには、ユーザーはオペレーティングシステムにログインする必要があります。こ
のユーティリティを使用するユーザーは、完全な Administrator 権限を持っているか、root ユーザーで
ある必要があります。
• リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティです。これは、
管理下システムで RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワークインタフェースを使用
し、HTTP チャネルも使用します。–r オプションは、ネットワークで RACADM コマンドを実行しま
す。
• ファームウェア RACADM には、SSH または telnet を使用して iDRAC にログインすることでアクセ
スできます。iDRAC IP、ユーザー名、またはパスワードを指定せずにファームウェア RACADM コマ
ンドを実行することができます。
• ファームウェア RACADM コマンドを実行するために、iDRAC IP、ユーザー名、またはパスワードを
指定する必要はありません。RACADM プロンプトの起動後、racadm プレフィックスを付けずに直
接コマンドを実行することができます。
概要 27