Users Guide
マッピング用の正しい仮想ドライブの表示
Linux ベースの管理ステーションでは、仮想メディアの Client(クライアント) ウィンドウに、管理ステーションの一部ではないリ
ムーバブルディスクやフロッピーディスクが表示される場合があります。正しい仮想ドライブをマッピングに使用できるようにす
るには、接続されている SATA ハードドライブのポート設定を有効にする必要があります。この操作を行うには、次の手順を実行
します。
1. 管理ステーションのオペレーティングシステムを再起動します。POST 中に <F2> を押して、System Setup(セットアップユー
ティリティ)を起動します。
2. SATA settings(SATA の設定) に移動します。ポートの詳細が表示されます。
3. 実際に存在し、ハードディスクドライブに接続されているポートを有効にします。
4. 仮想メディアの Client(クライアント) ウィンドウにアクセスします。マップできる正しいドライブが表示されます。
仮想ドライブのマッピング解除
仮想ドライブのマッピングを解除するには、次の手順を実行します。
1. 仮想メディア メニューから、次のいずれかの操作を行います。
• マッピングを解除するデバイスをクリックします。
• 仮想メディアの切断 をクリックします。
確認を求めるメッセージが表示されます。
2. Yes(はい)をクリックします。
そのメニューアイテムにチェックマークが表示されなくなり、それがホストサーバーにマップされていないことを示します。
メモ: Macintosh オペレーティングシステムを実行しているクライアントシステムから、vKVM に連結されている USB デ
バイスをマップ解除した後は、その USM デバイスをクライアント上で使用できなくなる場合があります。システムを再起
動するか、クライアントシステムにデバイスを手動でマウントして、デバイスを表示します。
メモ: Linux OS で仮想 DVD ドライブをマッピング解除するには、ドライブをマウント解除して取り出します。
BIOS を介した起動順序の設定
システム BIOS 設定ユーティリティを使用すると、管理下システムが仮想光学ドライブまたは仮想フロッピードライブから起動する
ように設定できます。
メモ: 接続中に仮想メディアを変更すると、システムの起動順序が停止する可能性があります。
管理下システムが起動できるようにするには、次の手順を実行します。
1. 管理下システムを起動します。
2. <F2> を押して、セットアップユーティリティ ページを開きます。
3. System BIOS Settings(システム BIOS 設定) > Boot Settings(起動設定) > BIOS Boot Settings(BIOS 起動設定) > Boot
Sequence(起動順序) と移動します。
ポップアップウィンドウに、仮想光デバイス と仮想フロッピードライブのリストがその他の標準起動デバイスと共に表示され
ます。
4. 仮想デバイスが有効であり、起動可能なメディアの 1 番目のデバイスとして表示されていることを確認します。必要に応じ、
画面の指示に従って起動順序を変更します。
5. OK をクリックして システム BIOS 設定 ページに戻り、終了 をクリックします。
6. はい をクリックして変更内容を保存し、終了します。
管理下システムが再起動します。
管理化システムは、起動順序に基づいて起動可能なデバイスからの起動を試みます。仮想デバイスが連結されており、起動可
能なメディアが存在する場合、システムは仮想デバイスから起動します。それ以外の場合、起動可能なメディアのない物理デ
バイスと同様に、システムはデバイスを認識しません。
仮想メディアの一回限りの起動の有効化
リモート仮想メディアデバイスを連結した後の起動時に、起動順序を 1 回限り変更できます。
一回限りの起動オプションを有効にする前に、次を確認してください。
仮想メディアの管理 265