Users Guide
サーバー管理用 USB ポートの使用
14 世代のサーバでは、専用のマイクロ USB ポートを使用して iDRAC を設定できます。マイクロ USB ポートを使用して、次の機能
を実行することができます。
• USB ネットワークインタフェースを使用してシステムに接続し、iDRAC ウェブインタフェースや RACADM などのシステム管理
ツールにアクセスします。
• USB ドライブに保存されている SCP ファイルを使用して、サーバを設定します。
メモ: USB ポートの管理、または USB ドライブ上のサーバ設定ファイル(SCP)のインポートによるサーバの設定を行うに
は、システム制御権限が必要です。USB ポートの管理に関する詳細については、ホワイトペーパー『13 世代以降のサーバでの
USB ポートの割り当てと USB ドライブの管理』をお読みください。
管理 USB 設定を構成するには、iDRAC 設定 > 設定 > 管理 USB の設定 と移動します。次のオプションを使用できます。
• USB 管理ポート— USB ドライブが接続されている場合に SCP ファイルをインポートする、またはマイクロ USB ポートを使用
して iDRAC にアクセスする場合に、ポートを有効にするには、有効 を選択します。
メモ: USB ドライブに有効な SCP ファイルが含まれていることを確認します。
メモ: タイプ A から Micro-B USB に変換するには、OTG アダプタを使用します。USB ハブからの接続はサポートされてい
ません。
• iDRAC 管理対象:USB SCP— USB ドライブに保存されている SCP をインポートして、システムを設定するには、次のオプシ
ョンから選択します。
• 無効- SCP インポートを無効化
• サーバにデフォルト資格情報があるときにのみ有効— このオプションが選択されている場合は、次のデフォルトのパスワー
ドが変更されていない場合にのみ、SCP をインポートできます。
• BIOS
• iDRAC ウェブインタフェース
• 圧縮された設定ファイルにのみ有効—このオプションを選択すると、ファイルが圧縮形式である場合にのみ、SCP ファイル
をインポートできます。
メモ: このオプションを選択すると、圧縮されたファイルをパスワードで保護することができます。Zip ファイルのパス
ワード オプションを使用して、ファイルを保護するパスワードを入力できます。
• 有効—実行時にチェックを実行せずに SCP ファイルをインポートするには、このオプションを選択します。
トピック:
• 直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアクセス
• USB デバイスのサーバー設定プロファイルを使用した iDRAC の設定
直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへの
アクセス
iDRAC ダイレクト機能を使用すると、ノートパソコンを iDRAC USB ポートに直接接続することができます。この機能を使用する
と、ウェブインタフェース、RACADM、WSMan などの iDRAC インタフェースと直接やりとりして、高度なサーバ管理やサービスを
実現できます。
サポート対象ブラウザおよびオペレーティングシステムのリストについては、『iDRAC リリースノート』(www.dell.com/idracmanuals
から入手可能) を参照してください。
メモ: Windows オペレーティングシステムを使用している場合は、この機能を使用するために RNDIS ドライバをインストール
する必要があります。
USB ポートを介して iDRAC インタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。
1. ワイヤレスネットワークをすべてオフにし、その他すべての有線ネットワークとの接続を切断します。
2. USB ポートが有効になっていることを確認します。詳細については、「USB 管理ポートの設定」を参照してください。
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