Users Guide
iDRAC サービスモジュールの使用
iDRAC サービスモジュールは、サーバへのインストールが推奨されるソフトウェアアプリケーションです(デフォルトではインス
トールされていません)。このモジュールは、オペレーティングシステムから得られる監視情報によって iDRAC を補完します。また
ウェブインタフェース、Redfish、RACADM、および WSMAN などの iDRAC インタフェースで使用できる追加データを提供すること
によって iDRAC を補完します。ユーザーは iDRAC サービスモジュールで監視する機能を設定することで、サーバのオペレーティング
システムで消費される CPU とメモリを制御できます。PSU を除くすべてのシステムコンポーネントのフルパワーサイクルのステ
ータスを有効または無効に設定するため、ホスト OS コマンドラインインタフェースが導入されています。
メモ: iDRAC9 では iSM バージョン 3.01 以降を使用します。
メモ: iDRAC サービスモジュールは、iDRAC Express または iDRAC Enterprise ライセンスがインストールされている場合にの
み、有効にすることができます。
iDRAC サービスモジュールを使用する前に、以下を確認します。
• iDRAC サービスモジュールの各機能を有効または無効にするための、iDRAC におけるログイン、設定、およびサーバー制御権限
を持っている。
• ローカル RACADM を使った iDRAC 設定 オプションは無効にしないでください。
• OS から iDRAC へのパススルーチャネルが iDRAC 内の内部 USB バスによって有効化されている。
メモ:
• iDRAC サービスモジュールの初回実行時、デフォルトでは、モジュールは iDRAC で OS から iDRAC へのパススルーチャネ
ルを有効にします。iDRAC サービスモジュールをインストールした後に、この機能を無効にする場合は、後で iDRAC で手
動で有効にする必要があります。
• OS から iDRAC へのパススルーチャネルが iDRAC の LOM から有効にされている場合は、iDRAC サービスモジュールを使
用できません。
トピック:
• iDRAC サービスモジュールのインストール
• iDRAC サービスモジュールでサポートされるオペレーティングシステム
• iDRAC サービスモジュール監視機能
• iDRAC ウェブインタフェースからの iDRAC サービスモジュールの使用
• RACADM からの iDRAC サービスモジュールの使用
• Windows Nano OS での iDRAC サービスモジュールの使用
iDRAC サービスモジュールのインストール
dell.com/support から iDRAC サービスモジュールをダウンロードし、インストールできます。iDRAC サービスモジュールをインス
トールするには、サーバのオペレーティングシステムの管理者権限が必要です。インストールの詳細については、『iDRAC サービスモ
ジュールユーザーズガイド』(www.dell.com/esmmanuals から入手可能) を参照してください。
メモ: この機能は Dell Precision PR7910 システムには適用されません。
iDRAC Express および Basic からの iDRAC サービスモジュ
ールのインストール
iDRAC Service Module Setup(iDRAC サービスモジュールのセットアップ)ページから、Install Service Module(サービスモジュ
ールのインストール)をクリックします。
1. サービスモジュールインストーラは、ホストオペレーティングシステムで利用でき、ジョブが iDRAC 内に作成されます。
Microsoft Windows オペレーティングシステムまたは Linux オペレーティングシステムの場合、リモートまたはローカルでサーバ
にログインします。
2. デバイスリストから「SMINST」という名前でマウントされたボリュームを見つけて、適切なスクリプトを実行します。
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