Users Guide
リモートコンソール経由での SysRq マジックキーの使用
SysRq マジックキー は、次のいずれかを使用してリモートコンソール経由で有効化することができます。
• Opensoure IPMI ツール
• SSH/Telnet または外部シリアルコネクタ
オ
ー
プンソ
ー
ス
IPMI
ツ
ー
ルの使用
BIOS/iDRAC 設定が SOL を使用したコンソールリダイレクトをサポートしていることを確認します。
1. コマンドプロンプトで、SOL をアクティブ化するコマンドを入力します。
Ipmitool –I lanplus –H <ipaddr> -U <username> -P <passwd> sol activate
SOL セッションがアクティブ化されます。
2. サーバがオペレーティングシステムで起動すると、localhost.localdomain ログインプロンプトが表示されます。オペレー
ティングシステムのユーザー名とパスワードを使用してログインします。
3. SysRq が有効になっていない場合は、echo 1 >/proc/sys/kernel/sysrq を使用して有効にします。
4. ブレークシーケンス ~B を実行します。
5. SysRq マジックキーを使用して SysRq 機能を有効にします。たとえば、次のコマンドはコンソールにメモリ情報を表示します。
echo m > /proc/sysrq-trigger displays
SSH
、
Telnet
、または外付けシリアルコネクタの使用(シリアルケ
ー
ブル
経
由での直接接
続
)
1. telnet/SSH セッションでは、iDRAC のユーザー名とパスワードでログインした後、/admin> プロンプトで console com2 コマ
ンドを実行します。localhost.localdomain プロンプトが表示されます。
2. シリアルケーブル経由でシステムに直接接続された外付けシリアルコネクタを使用するコンソールのリダイレクトでは、サーバ
がオペレーティングシステムから起動した後、localhost.localdomain ログインプロンプトが表示されます。
3. オペレーティングシステムのユーザー名とパスワードを使用してログインします。
4. SysRq が有効になっていない場合は、echo 1 >/proc/sys/kernel/sysrq を使用して有効にします。
5. マジックキーを使用して SysRq 機能を有効にします。たとえば、次のコマンドはサーバを再起動します。
echo b > /proc/sysrq-trigger
メモ: マジック SysRq キーを使用する前に、ブレークシーケンスを実行する必要はありません。
Windows オペレーティングシステム上で動作する ActiveX ベースの仮想
コンソールセッション
Windows オペレーティングシステムで動作する ActiveX ベースの仮想コンソールセッションの すべてのキーストロークをサーバーに
渡す機能の動作は、Windows 管理ステーションで実行されている Java ベースの仮想コンソールセッションで説明された動作に似て
いますが、次の例外があります。
• すべてのキーを渡すが無効な場合、F1 を押すと、管理ステーションと管理下システムの両方でアプリケーションのヘルプが起動
し、次のメッセージが表示されます。
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• メディアキーを明示的にブロックすることはできません。
• <Alt + Space>、<Ctrl + Alt + +>、<Ctrl + Alt + -> は管理下システムに送信されず、管理ステーション上のオペレーティングシス
テムによって解釈されます。
仮想コンソールの設定と使用 243