Users Guide
32 ビット版または 64 ビット版 IE ブラウザを使用して仮想コンソールを起動する場合は、HTML5 を使用、または該当するブラウ
ザで利用可能で必須プラグイン(Java または ActiveX)を使用します。インターネットオプションの設定はすべてのブラウザで共
通しています。
Java プラグインを使用して仮想コンソールを起動する間、時折 Java コンパイルエラーが発生することがあります。この問題を解決
するには、Java control panel(Java コントロールパネル) > General(一般) > Network Settings(ネットワーク設定) に移動
し、Direct Connection(直接接続) を選択します。
仮想コンソールが ActiveX プラグインを使用するよう設定された場合は、当初仮想コンソールが起動しないことがあります。これ
は、低速のネットワーク接続が原因であり、一時資格情報(仮想コンソールが接続するために使用するもの)のタイムアウトは 2
分間です。ActiveX クライアントプラグインのダウンロード時間はこの時間を超えることがあります。プラグインが正常にダウン
ロードされた後で、仮想コンソールを通常どおりに起動できます。
HTML5 プラグインを使用して仮想コンソールを起動するには、ポップアップブロッカーを無効にする必要があります。
ウェブインタフェースを使用した仮想コンソールの起動
仮想コンソールは、次の方法で起動できます。
• Configuration(設定) > Virtual Console(仮想コンソール) の順に移動します。仮想コンソール ページが表示されます。Launch
Virtual Console(仮想コンソールの起動) をクリックします。仮想コンソールビューア が起動します。
Virtual Console Viewer(仮想コンソールビューア) に、リモートシステムのデスクトップが表示されます。このビューアを使用し
て、管理ステーションからリモートシステムのマウスやキーボードを制御できます。
アプリケーションを起動した後に複数のメッセージボックスが表示されることがあります。アプリケーションへの不許可のアクセ
スを防ぐため、3 分以内にこれらのメッセージボックスで適切な操作を行ってください。3 分過ぎると、アプリケーションの再起動
を求められます。
ビューアの起動中に 1 つ、または複数のセキュリティアラートウィンドウが表示される場合には、はいをクリックして続行します。
2 つのマウスポインタがビューアウィンドウに表示されることがあります。1 つは管理下サーバ用で、もう 1 つは管理ステーション
用です。カーソルを同期するには、「マウスポインタの同期」を参照してください。
URL を使用した仮想コンソールの起動
URL を使用して仮想コンソールを起動するには、次の手順を実行します。
1. サポートされるウェブブラウザを開き、アドレスボックスに URL https://iDRAC_ip/console を小文字で入力します。
2. ログイン設定に基づいて、対応する Login(ログイン) ページが表示されます。
• シングルサインオンが無効になっていて、ローカル、Active Directory、LDAP、またはスマートカードログインが有効になっ
ている場合は、対応する ログイン ページが表示されます。
• シングルサインオンが有効になっている場合は、仮想コンソールビューアが起動し、仮想コンソール ページがバックグラウ
ンドに表示されます。
メモ: Internet Explorer は、ローカル、Active Directory、LDAP、スマートカード(SC)、シングルサインオン(SSO)ロ
グインをサポートします。Firefox は、Windows ベースのオペレーティングシステムでは、ローカル、Active Directory、
SSO ログインをサポートし、Linux ベースのオペレーティングシステムでは、ローカル、Active Directory、LDAP ログイ
ンをサポートします。
メモ: 仮想コンソールへのアクセス権限はないが仮想メディアへのアクセス権限があるという場合は、この URL を使用す
ると仮想コンソールの代わりに仮想メディアが起動します。
Java または ActiveX プラグインを使用した仮想コンソールま
たは仮想メディアの起動中における警告メッセージの無効化
Java プラグインを使用して、仮想コンソールまたは仮想メディアの起動中における警告メッセージを無効化することができます。
メモ: この機能を使用して、IPv6 ネットワークで iDRAC 仮想コンソールを起動するには、Java 8 以降が必要です。
1. Java プラグインを使用して仮想コンソールまたは仮想メディアを起動した当初、発行元を確認するプロンプトが表示されます。
Yes(はい)をクリックします。
信頼済み証明書が見つからなかったことを示す証明書警告メッセージが表示されます。
仮想コンソールの設定と使用 237