Users Guide
• ドライブが消去された後、オンラインとしてオペレーティングシステムに表示されますが初期化されていません。ドライブ
を再度使用する前に、初期化とフォーマットを行う必要があります。
• PCIe SSD のホットプラグを実行した後、ウェブインタフェースで表示されるまでに数秒かかる場合があります。
• 暗号的消去機能は、第 14 世代 PowerEdge サーバのホットプラグ対応 PCIe SSD でサポートされます。
ウェブインタフェースを使用した PCIe SSD デバイスデータの消去
PCIe SSD デバイス上のデータを消去するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Storage(ストレージ) > Overview(概要) > Physical Disks(物理ディスク) に移動しま
す。
Physical Disk(物理ディスク) ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューから、コントローラを選択して関連付けられている PCIe SSD を表示します。
3. ドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の PCIe SSD に対する Cryptographic Erase(暗号消去) を選択します。
Cryptographic Erase(暗号消去) を選択した場合、その他のオプションをドロップダウンメニューに表示するには、Action
(アクション) を選択して、ドロップダウンメニューをクリックしてその他のオプションを表示します。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
• At Next Reboot(次の再起動時) - このオプションを選択すると、次回システム再起動時にアクションを適用します。
• スケジュールされた時刻 - このオプションを選択して、スケジュールされた日付と時刻に処置を適用します。
• 開始時刻 と 終了時刻 — カレンダーのアイコンをクリックして日付を選択します。ドロップダウンメニューから、時刻
を選択します。アクションは、開始時刻と終了時刻の間に適用されます。
• ドロップダウンメニューから、再起動のタイプを選択します。
• 再起動なし(システムを手動で再起動)
• 正常なシャットダウン
• 強制シャットダウン
• システムのパワーサイクル(コールドブート)
5. 適用 をクリックします。
ジョブが作成されなかった場合、ジョブの作成が正常に終了しなかったことを示すメッセージが表示されます。また、メッセー
ジ ID、および推奨される対応処置が表示されます。
ジョブが正常に作成された場合、選択したコントローラにそのジョブ ID が作成されたことを示すメッセージが表示されます。
ジョブキュー をクリックすると、ジョブキュー ページでジョブの進行状況が表示されます。
保留中の操作が作成されていない場合は、エラーメッセージが表示されます。保留中の操作が成功し、ジョブの作成が正常終了
しなかった場合は、エラーメッセージが表示されます。
RACADM を使用した PCIe SSD デバイスデータの消去
PCIe SSD デバイスを安全に消去するには、次の手順を実行します。
racadm storage secureerase:<PCIeSSD FQDD>
secureerase コマンドを実行した後にターゲットジョブを作成するには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue create <PCIe SSD FQDD> -s TIME_NOW -e <start_time>
返されたジョブ ID を問い合わせるには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue view -i <job ID>
詳細については、dell.com/idracmanuals にある
『
iDRAC RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』
を参照してください。
エンクロージャまたはバックプレーンの管理
エンクロージャまたはバックプレーンについて、次のことを実行できます。
• プロパティの表示
• ユニバーサルモードまたはスプリットモードの設定
• スロット情報の表示(ユニバーサルまたは共有)
• SGPIO モードの設定
224 ストレージデバイスの管理