Users Guide
• サーバ制御およびログインの権限がある。
ウェブインタフェースを使用した PCIe SSD の取り外しの準備
PCIe SSD の取り外しを準備するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Storage(ストレージ) > Overview(概要) > Physical Disks(物理ディスク) の順に移動し
ます。
物理ディスクのセットアップ ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューから、エクステンダを選択して関連する PCIe SSD を表示します。
3. ドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の PCIe SSD に対する 取り外しの準備 を選択します。
取り外しの準備 を選択した場合に、ドロップダウンメニューのその他のオプションを表示するには、処置 を選択し、ドロップ
ダウンメニューをクリックしてその他のオプションを表示します。
メモ: preparetoremove 操作を実行するには、iSM がインストールおよび実行されていることを確認します。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、今すぐ適用 を選択してただちに処置を適用します。
完了予定のジョブがある場合、このオプションはグレー表示になります。
メモ: PCIe SSD デバイスの場合、Apply Now(今すぐ適用) オプションのみ使用できます。ステージングされたモードで
はこの操作はサポートされていません。
5. 適用 をクリックします。
ジョブが作成されなかった場合、ジョブの作成が正常に終了しなかったことを示すメッセージが表示されます。また、メッセー
ジ ID、および推奨される対応処置が表示されます。
ジョブが正常に作成された場合、選択したコントローラにそのジョブ ID が作成されたことを示すメッセージが表示されます。
ジョブキュー をクリックすると、ジョブキュー ページでジョブの進行状況が表示されます。
保留中の操作が作成されていない場合は、エラーメッセージが表示されます。保留中の操作が成功し、ジョブの作成が正常終了
しなかった場合は、エラーメッセージが表示されます。
RACADM を使用した PCIe SSD の取り外しの準備
PCIeSSD ドライブの取り外しを準備するには、次の手順を実行します。
racadm storage preparetoremove:<PCIeSSD FQDD>
preparetoremove コマンドを実行した後にターゲットジョブを作成するには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue create <PCIe SSD FQDD> -s TIME_NOW --realtime
返されたジョブ ID を問い合わせるには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue view -i <job ID>
詳細については、『iDRAC RACADM CLI ガイド』(www.dell.com/idracmanuals から入手可能) を参照してください。
PCIe SSD デバイスデータの消去
メモ: この操作は、PCIe SSD が S140 コントローラを使用して構成されている場合はサポートされません。
暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。PCIe SSD に対して暗号消去を実行すると、すべてのブロック
が上書きされて PCIe SSD 上のすべてのデータが永久に失われる結果となります。暗号消去の間、ホストは PCIe SSD にアクセスで
きなくなります。変更はシステムの再起動後に適用されます。
暗号消去中にシステムが再起動したり電源が失われたりすると、動作はキャンセルされます。システムを再起動して操作を再開す
る必要があります。
PCIe SSD デバイスのデータを消去する前に、次を確認してください。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
• サーバ制御およびログインの権限がある。
メモ:
• PCIe SSD の消去は、ステージング操作としてのみ実行できます。
ストレージデバイスの管理 223