Users Guide
• 初期化:高速 - 物理ディスク上のメタデータが更新され、それにより、すべてのディスク容量が今後の書き込み操作に使用
できるようになります。初期化オプションは、物理ディスク上の既存の情報が消去されないのですぐに完了できますが、今
後の書き込み操作により、物理ディスクに残された情報が上書きされます。
• 初期化:完全 — 既存のデータとファイルシステムがすべて消去されます。
メモ: 初期化:完全 オプションは PERC H330 コントローラには適用できません。
• 整合性チェック — 仮想ディスクの整合性をチェックするには、対応するドロップダウンメニューから 整合性チェック 選択
します。
メモ: 整合性チェックは、RAID0 モードでセットアップしたドライブではサポートされません。
• 暗号化仮想ディスク — 仮想ディスクドライブを暗号化します。コントローラが暗号化対応の場合、セキュリティキーの作
成、変更、削除ができます。
メモ: 仮想ディスクの暗号化 オプションは、仮想ディスクが自己暗号化ドライブ(SED)を使用して作成された場合に
のみ、使用できます。
• 専用ホットスペアの管理 - 物理ディスクを専用ホットスペアとして割り当て、または割り当て解除します。有効な専用ホッ
トスペアのみが表示されます。有効なホットスペアが存在しない場合、このセクションは、ドロップダウンメニューに表示
されません。
これらのオプションの詳細については、『iDRAC
オンラインヘルプ
』を参照してください。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、設定を適用するタイミングを選択します。
5. 適用 をクリックします。
選択した操作モードに基づいて、設定が適用されます。
その他のオプションは次のとおりです。
RAID レベルの移行 - ディスク名、現在の RAID レベル、仮想ディスクのサイズが表示されます。新しい RAID レベルを選択でき
ます。新しい RAID レベルに移行するには、既存の仮想ディスクにドライブを追加する必要がある場合があります。この機能
は、RAID 10、50、60 には適用されません。
RACADM を使用した仮想ディスクの管理
仮想ディスクの管理には、次のコマンドを使用します。
• 仮想ディスクを削除するには:
racadm storage deletevd:<VD FQDD>
• 仮想ディスクを初期化するには:
racadm storage init:<VD FQDD> -speed {fast|full}
• 仮想ディスクの整合性をチェックするには(RAID0 ではサポートされません ) :
racadm storage ccheck:<vdisk fqdd>
整合性チェックをキャンセルするには:
racadm storage cancelcheck: <vdisks fqdd>
• 仮想ディスクを暗号化するには:
racadm storage encryptvd:<VD FQDD>
• 専用ホットスペアを割り当て、または割り当て解除するには:
racadm storage hotspare:<Physical Disk FQDD> -assign <option> -type dhs -vdkey: <FQDD of
VD>
コントローラの管理
コントローラに対して次の操作を実行することができます。
• コントローラプロパティの設定
• 外部設定のインポートまたは自動インポート
ストレージデバイスの管理 213