Users Guide
iDRAC 設定ユーティリティを使用したバックプレーンの監視
iDRAC 設定 ユーティリティで、System Summary(システムサマリ) に移動します。iDRAC Settings.System Summary(iDRAC
Settings.System の概要) ページが表示されます。Backplane Inventory(バックプレーンインベントリ) セクションにバックプ
レーン情報が表示されます。各フィールドについては、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
ストレージデバイスのトポロジの表示
主要ストレージコンポーネントの階層型物理コンテインメントビューを表示できます。つまり、コントローラ、コントローラに接続
されているエンクロージャ、および各エンクロージャに収容されている物理ディスクへのリンクが一覧表示されます。コントローラ
に直接接続されている物理ディスクも表示されます。
ストレージデバイスのトポロジを表示するには、Storage(ストレージ) > Overview(概要) の順に移動します。Overview(概
要) ページには、システム内のストレージコンポーネントが階層的に表示されます。使用可能なオプションは次のとおりです。
• コントローラー
• 物理ディスク
• 仮想ディスク
• エンクロージャ
各コンポーネントの詳細を表示するには、対応するリンクをクリックします。
物理ディスクの管理
物理ディスクについて、次のことを実行できます。
• 物理ディスクプロパティの表示
• グローバルホットスペアとしての物理ディスクの割り当てまたは割り当て解除
• RAID 対応ディスクへの変換
• 非 RAID ディスクへの変換
• LED の点滅または点滅解除
• 物理ディスクの再構成
• 物理ディスクの再構成のキャンセル
• 暗号的消去
グローバルホットスペアとしての物理ディスクの割り当てま
たは割り当て解除
グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用のバックアップディスクです。ホットスペアはスタンバ
イモードになります。仮想ディスクで使用されている物理ディスクに障害が発生すると、割り当てられたホットスペアが有効にな
り、システムに割り込みされたり介入要求されることなく、故障した物理ディスクと置換されます。ホットスペアが有効になる
と、故障した物理ディスクを使用していたすべての冗長仮想ディスクのデータが再構築されます。
メモ: iDRAC v2.30.30.30 以降からは、仮想ディスクが作成されていないときにグローバルホットスペアを追加することがで
きます。
ホットスペアの割り当ては、ディスクの割り当てを解除し、必要に応じて別のディスクを割り当てることで変更できます。複数の
物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てることができます。
グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除は手動で行う必要があります。グローバルホットスペアは特定の仮想ディスク
には割り当てられません。仮想ディスクにホットスペアを割り当てる(仮想ディスクでエラーが発生する物理ディスクの代替)場
合は、「専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除」を参照してください。
仮想ディスクを削除する場合、コントローラに関連する最後の仮想ディスクが削除されると、割り当てられたグローバルホットス
ペアがすべて自動的に割り当て解除される可能性があります。
設定をリセットすると、仮想ディスクが削除され、すべてのホットスペアの割り当てが解除されます。
ホットスペアに関連したサイズ要件とその他の考慮事項を把握しておいてください。
物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てる前に、次のことを行います。
• Lifecycle Controller が有効になっていることを確認します。
ストレージデバイスの管理 203