Users Guide
4. 適用 をクリックして値を適用します。
RACADM を使用した電力制限ポリシーの設定
現在の電力制限値を表示して設定するには、set コマンドと一緒に次のオブジェクトを使用します。
• System.Power.Cap.Enable
• System.Power.Cap.Watts
• System.Power.Cap.Btuhr
• System.Power.Cap.Percent
詳細については、『iDRAC RACADM CLI ガイド』(www.dell.com/idracmanuals から入手可能) を参照してください。
iDRAC 設定ユーティリティを使用した電力上限ポリシーの設定
電力ポリシーを表示し、設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、電源設定 に進みます。
メモ: 電源設定 リンクは、サーバーの電源装置が電源監視をサポートする場合にのみ使用可能です。
iDRAC 設定の電源設定 ページが表示されます。
2. 電力上限ポリシー を有効にするには、有効 を選択します。それ以外の場合は、無効 を選択します。
3. 推奨設定を使用するか、ユーザー定義の電源上限ポリシー で必要な制限値を入力します。
オプションの詳細については、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
4. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
電力上限値が設定されます。
電源装置オプションの設定
冗長性ポリシー、ホットスペア、およびパワーファクタ補正などの電源装置オプションを設定できます。
ホットスペアは、冗長電源装置(PSU)を設定して、サーバーの負荷に応じて電源をオフする PSU の機能です。これにより、残り
の PSU はより高い負荷および効率で動作できます。これには、この機能をサポートする PSU が必要で、必要なときに迅速に電源
オンできます。
2 台 PSU システムでは、PSU1 または PSU2 をプライマリ PSU として設定できます。
ホットスペアが有効になると、負荷に基づいて PSU をアクティブ化、またはスリープ状態に移行できます。ホットスペアが有効に
なっている場合、2 台の PSU 間の電流の非均等な配分が有効になります。1 台の PSU が Awake(アウェイク)状態で、大部分の電
流を提供します。もう 1 台の PSU はスリープモードになり、小量の電流を提供します。これは 2 台の PSU による 1+0 と呼ばれるこ
とが多く、ホットスペアは有効になっています。すべての PSU-1 が回路 A にあり、すべての PSU-2 が回路 B にある場合、ホット
スペアを有効にする(工場出荷時のデフォルト設定)と、回路 B への負荷は大幅に低くなり、警告がトリガされます。ホットスペ
アを無効にしている場合、電源の共有は、2 台の PSU 間で均等となり、回路 A と回路 B は通常、同一の負荷を分担します。
力率は、見かけの電力に対する実際の消費電力の割合です。力率補正が有効の場合、ホストがオフのときサーバで消費する電力は
ごくわずかとなります。デフォルトでは、工場からサーバを出荷するとき、力率補正が有効に設定されます。
ウェブインタフェースを使用した電源装置オプションの設定
電源装置オプションを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Configuration(設定) > Power Management(電力の管理) > Power Configuration(電源
設定) に移動します。
2. Power Redundancy Policy(電源冗長性ポリシー) で、必要なオプションを選択します。詳細については、『iDRAC オンライン
ヘルプ』を参照してください。
3. 適用 をクリックします。電源装置オプションが設定されます。
RACADM を使用した電源装置オプションの設定
電源装置オプションを設定するには、get/set コマンドと一緒に次のオブジェクトを使用します。
• System.Power.RedundancyPolicy
• System.Power.Hotspare.Enable
電源の監視と管理 177