Users Guide
新規ユーザーの追加
このセクションを使用して、グループ内のすべてのサーバ上で新しいユーザープロファイルの作成および追加を行います。グループ
ジョブは、そのグループ内のすべてのサーバにユーザーを追加するために作成されます。グループジョブのステータスは、
GroupManager(グループマネージャ) > Jobs(ジョブ) ページにあります。
メモ: デフォルトでは iDRAC はローカル管理者アカウントで設定されます。ローカル管理者アカウントを使用して、各パラメ
ータの詳細情報にアクセスできます。
詳細については、「ユーザーアカウントと権限の設定」を参照してください。
表 32. 新規ユーザーオプション
オプション 説明
新規ユーザー情報 新しいユーザーの詳細情報を入力できます。
iDRAC 権限 将来使用するために、ユーザーの役割を定義できます。
詳細ユーザー設定 (IPMI)ユーザー特権を設定でき、SNMP を有効にできます。
メモ: システムロックダウンが有効になった iDRAC のメンバーで、同じグループ内の場合、ユーザーパスワードが最新でない
というエラーが返されます。
ユーザーパスワードの変更
このセクションを使用して、ユーザーのパスワード情報を変更します。個々のユーザーのユーザー詳細が、ユーザー名、ロールおよ
びドメイン情報とともに表示されます。グループジョブは、そのグループ内のすべてのサーバのユーザーパスワードを変更するため
に作成されます。グループジョブのステータスは、GroupManager(グループマネージャ) > Jobs(ジョブ) ページにあります。
ユーザーがすでに存在する場合、パスワードを更新できます。システムロックダウンが有効なメンバー iDRAC はすべて(つまりグ
ループの一部)、ユーザーパスワードが更新されなかったことを示すエラーを返します。ユーザーが存在しない場合、ユーザーがシス
テムに存在しないことを示すエラーが Group Manager に返されます。Group Manager GUI に表示されるユーザーのリストは、プライ
マリコントローラとして動作している iDRAC の現在のユーザーリストに基づきます。すべての iDRAC のすべてのユーザーが表示さ
れるわけではありません。
ユーザーの削除
このセクションを使用して、すべてのグループサーバからユーザーを削除します。グループジョブは、すべてのグループサーバから
ユーザーを削除するために作成されます。グループジョブのステータスは、GroupManager(グループマネージャ) > Jobs(ジョ
ブ) ページにあります。
ユーザーがすでにメンバー iDRAC に存在する場合、ユーザーを削除できます。システムロックダウンが有効なメンバー iDRAC はすべ
て(つまりグループの一部)、ユーザーが削除されなかったことを示すエラーを返します。ユーザーは存在していない場合は、その
iDRAC に対して正常に削除されたことが示されます。Group Manager GUI に表示されるユーザーのリストは、プライマリコントロー
ラとして動作している iDRAC の現在のユーザーリストに基づきます。すべての iDRAC のすべてのユーザーが表示されるわけではあ
りません。
アラートの設定
このセクションを使用して電子メールアラートを設定します。デフォルトではアラートは無効です。ただし、いつでもアラートを有
効にできます。グループジョブは、電子メールアラート設定をすべてのグループサーバに適用するために作成されます。グループジ
ョブのステータスは、Group Manager(グループマネージャ) の > Jobs(ジョブ) ページで監視できます。グループマネージャの
電子メールアラートは、すべてのメンバー上の電子メールアラートを設定します。同じグループ内のすべてのメンバー上の SMTP サ
ーバを設定します。各 iDRAC が個別に構成されます。電子メールの設定は、グローバルで保存されません。現在の値は、プライマ
リコントローラとして動作している iDRAC に基づきます。グループを残しても電子メールアラートは再設定されません。
アラートの設定の詳細については、「アラートを送信するための iDRAC の設定」を参照してください。
表
33. アラートオプションの設定
オプション 説明
SMTP(電子メール)サーバアドレス設定 サーバの IP アドレス、SMTP ポート番号を設定し、認証を有効
にできます。認証を有効にする場合は、ユーザー名とパスワード
を入力する必要があります。
iDRAC 9 Group Manager 165