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システムロックダウンモード
システムロックダウンモードは、システムのプロビジョニング後に意図しない変更を防止するために役立ちます。この機能を使用
すると、意図しない変更または悪意のある変更からシステムを保護することができます。ロックダウンモードは、設定とファーム
ウェアのアップデートの両方に適用されます。システムがロックダウンされている場合、システム設定を変更しようとすると、ブ
ロックされます。重要なシステム設定を変更しようとすると、エラーメッセージが表示されます。
メモ: システムロックダウンモードが有効になると、構成設定は変更できなくなります。システム設定 フィールドは無効です。
ロックダウンモードは、次のインタフェースを使用して有効または無効にすることができます。
• iDRAC ウェブインタフェース
• RACADM
• WSMan
• SCP(システム設定プロファイル)
• Redfish
• POST 中に F2 を使用して iDRAC 設定を選択する
メモ: ロックダウンモードを有効にするには、iDRAC Enterprise ライセンスとシステム制御権限が必要です。
システムがロックダウンモードの場合でも、次のタスクは実行できます。
• 電力上限設定
• システム電源の操作(電源オン / オフ、リセット)
• 電源の優先度
• 操作の識別(シャーシまたは PERC)
• 部品交換
• 診断プログラムの実行
• モジュラー操作(VLAN 設定、FlexAddress)
• Group Manager パスコード
次の表は、ロックダウンモードの影響を受ける機能および機能以外の特徴、インタフェース、およびユーティリティのリストです。
メモ: ロックダウンモードが有効になっている場合は、iDRAC を使用した起動順序の変更はサポートされていません。ただし、
vConsole メニューでは、起動制御オプションを使用できます。これは、iDRAC がロックダウンモードでは有効ではありませ
ん。
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