Users Guide
4. iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、iDRAC Active Directory のプロパティを設定します。
Active Directory スキーマの拡張
Active Directory スキーマを拡張すると、Active Directory スキーマに Dell の組織単位、スキーマクラスと属性、および権限例と関連
オブジェクトが追加されます。スキーマを拡張する前に、ドメインフォレストのスキーママスター FSMO 役割所有者におけるスキ
ーマ管理者権限を所持していることを確認してください。
メモ: この製品のスキーマ拡張は、以前の世代と異なります。以前のスキーマは、本製品では機能しません。
メモ: 新規スキーマを拡張しても、前のバージョンの製品には何ら影響しません。
スキーマは、次のいずれかの方法を使用して拡張できます
• Dell Schema Extender ユーティリティ
• LDIF スクリプトファイル
LDIF スクリプトファイルを使用すると、Dell の組織単位はスキーマに追加されません。
LDIF ファイルと Dell Schema Extender はそれぞれ『Dell Systems Management Tools
およびマニュアル
DVD』の次のディレクトリに
入っています。
• DVDdrive :\SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools\Remote_Management_Advanced
\LDIF_Files
• <DVDdrive>: \SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools
\Remote_Management_Advanced\Schema Extender
LDIF ファイルを使用するには、LDIF_Files ディレクトリにある readme の説明を参照してください。
Schema Extender または LDIF ファイルは、任意の場所にコピーして実行することができます。
Dell Schema Extender の使用
注意: Dell Schema Extender では SchemaExtenderOem.ini ファイルを使用します。Dell Schema Extender ユーティリティ
を正常に機能させるために、このファイルの名前は変更しないでください。
1. ようこそ 画面で、次へ をクリックします。
2. 警告を読み、理解した上で、もう一度 次へ をクリックします。
3. 現在のログイン資格情報を使用 を選択するか、スキーマ管理者権限でユーザー名とパスワードを入力します。
4. 次へ をクリックして、Dell Schema Extender を実行します。
5. 終了 をクリックします。
スキーマが拡張されます。スキーマの拡張を確認するには、MMC および Active Directory スキーマスナップインを使用して、ク
ラスと属性 が存在することを確認します。MMC および Active Directory スキーマスナップインの使用に関する詳細について
は、Microsoft のマニュアルを参照してください。
クラスと
属
性
表 22. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義
クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号(OID)
delliDRACDevice 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1
delliDRACAssociation 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2
dellRAC4Privileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3
dellPrivileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4
dellProduct 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5
136 ユーザーアカウントと権限の設定