Users Guide
管理ステーションから、SSH または Telnet プロトコルを使用した管理下システムへの SOL セッションが開始されます。iDRAC
コマンドラインコンソールにアクセスするには、ESC キーシーケンスに従ってください。Putty および SOL の接続動作は、次の
とおりです。
• POST 時における PuTTY を介した管理下システムへのアクセス中、PuTTY のファンクションキーおよびキーパッドのオプシ
ョンが次のように設定されます。
• VT100+ — F2 はパスしますが、F12 はパスできません。
• ESC[n~ — F12 はパスしますが、F2 はパスできません。
• Windows では、ホストの再起動直後に Emergency Management System(EMS)コンソールが開かれると、Special Admin
Console
(SAC)ターミナルが破損するおそれがあります。SOL セッションを終了し、ターミナルを閉じて、別のターミナル
を開いてから、同じコマンドで SOL セッションを開始してください。
Linux での OpenSSH または Telnet からの SOL の使用
Linux 管理ステーションで OpenSSH または Telnet から SOL を開始するには、次の手順を実行します。
メモ: 必要に応じて、iDRAC Setting(iDRAC 設定) > Services(サービス) と選択して、デフォルトの SSH または Telnet
セッションタイムアウトを変更できます。
1. シェルを起動します。
2. 次のコマンドを使用して iDRAC に接続します。
• SSH の場合:ssh <iDRAC-ip-address> -l <login name>
• Telnet の場合:telnet <iDRAC-ip-address>
メモ: Telnet サービスのポート番号をデフォルト値(ポート 23)から変更した場合は、Telnet コマンドの末尾にポート番
号を追加します。
3. コマンドプロンプトで次のいずれかのコマンドを入力して、SOL を開始します。
• connect
• console com2
これにより、iDRAC が管理下システムの SOL ポートに接続されます。SOL セッションが確立されると、iDRAC コマンドライン
コンソールは利用できなくなります。エスケープキーシーケンスを正しく実行し、iDRAC コマンドラインコンソールを開きます。
エスケープキーシーケンスは、SOL セッションが接続されるとすぐに画面にも表示されます。管理下システムがオフの場合は、
SOL セッションの確立にしばらく時間がかかります。
メモ: コンソール com1 またはコンソール com2 を使用して SOL を開始できます。サーバを再起動して接続を確立します。
console -h com2 コマンドは、キーボードからの入力またはシリアルポートからの新しい文字を待つ前にシリアル履歴バッフ
ァの内容を表示します。
履歴バッファのデフォルト(および最大)のサイズは 8192 文字です。次のコマンドを使用して、この数値をより小さい値に設
定できます。
racadm set iDRAC.Serial.HistorySize <number>
4. SOL セッションを終了してアクティブな SOL セッションを閉じます。
Telnet 仮想コンソールの使用
BIOS 仮想コンソールが VT100/VT220 エミュレーションに設定されている場合、Microsoft オペレーティングシステム上の一部の
Telnet クライアントで BIOS セットアップ画面が適切に表示されないことがあります。この問題が発生した場合は、BIOS コンソー
ルを ANSI モードに変更し、表示をアップデートします。BIOS セットアップメニューでこの手順を実行するには、仮想コンソール >
リモートターミナルの種類 > ANSI と選択します。
クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するときは、リダイレクトされた仮想コンソールを表示するウィンドウま
たはアプリケーションを 25 行 x 80 列に設定して、テキストが正しく表示されるようにしてください。この設定を行わないと、一
部のテキスト画面が文字化けすることがあります。
Telnet 仮想コンソールを使用するには、次の手順を実行します。
1. Windows コンポーネントサービス で Telnet を有効化します。
2. コマンドを使用して iDRAC に接続します
telnet <IP address>:<port number>
iDRAC 通信のセットアップ 117