Users Guide
• リモートターミナルの種類 — VT100/VT220
• 起動後のリダイレクト — 有効
5. 次へ をクリックしてから、終了 をクリックします。
6. はい をクリックして変更を保存します。
7. <Esc> を押して セットアップユーティリティ を終了します。
メモ: BIOS は、画面シリアルデータを 25 x 80 の形式で送信します。console com2 コマンドを呼び出すために使用され
る SSH ウィンドウは 25 x 80 に設定する必要があります。設定後に、リダイレクトされた画面は正常に表示されます。
メモ: ブートローダまたはオペレーティングシステムが GRUB または Linux などのシリアルリダイレクトを提供する場合、
BIOS の Redirection After Boot(起動後にリダイレクト) 設定を無効にする必要があります。これは、シリアルポートに
アクセスする複数のコンポーネントの潜在的な競合状態を回避するためです。
SOL を使用するための iDRAC の設定
ウェブインタフェース、RACADM、または iDRAC 設定ユーティリティを使用して、iDRAC の SOL 設定を指定できます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用した SOL を使用するための iDRAC
の設定
IPMI シリアルオーバー LAN (SOL)を設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Connectivity(接続) > Serial Over LAN(シリアルオー
バー LAN) に移動します。
シリアルオーバー LAN ページが表示されます。
2. SOL を有効にし、値を指定して、適用 をクリックします。
IPMI SOL 設定が設定されます。
3. 文字の蓄積間隔と文字の送信しきい値を設定するには、詳細設定 を選択します。
シリアルオーバー LAN 詳細設定 ページが表示されます。
4. 各属性の値を指定し、適用 をクリックします。
IPMI SOL の詳細設定が設定されます。これらの値は、パフォーマンスの改善に役立ちます。
オプションの詳細については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
RACADM を使用した SOL を使用するための iDRAC の設定
IPMI シリアルオーバー LAN (SOL)を設定するには、次の手順を実行します。
1. コマンドを使用して IPMI シリアルオーバー LAN を有効にします。
racadm set iDRAC.IPMISol.Enable 1
2. コマンドを使用して IPMI SOL の最小権限レベルをアップデートします。
racadm set iDRAC.IPMISol.MinPrivilege <level>
パラメータ 権限レベル
<level> = 2 ユーザー
<level> = 3 オペレータ
<level> = 4 管理者
メモ: IPMI SOL をアクティブにするには、IMPI SOL で定義された最小特権が必要です。詳細については、IPMI 2.0 の仕
様を参照してください。
3. コマンドを使用して IPMI SOL のボーレートをアップデートします。
racadm set iDRAC.IPMISol.BaudRate <baud_rate>
114 iDRAC 通信のセットアップ