Users Guide
通信のモード 対応プロトコル 対応コマンド 前提条件
[1] 詳細に関しては、dell.com/idracmanuals にある
『
Lifecycle Controller Remote Services
ユ
ー
ザ
ー
ズガイド』
を参照してください。
トピック:
• DB9 ケーブルを使用したシリアル接続による iDRAC との通信
• DB9 ケーブル使用中の RAC シリアルとシリアルコンソール間の切り替え
• IPMI SOL を使用した iDRAC との通信
• IPMI over LAN を使用した iDRAC との通信
• リモート RACADM の有効化または無効化
• ローカル RACADM の無効化
• 管理下システムでの IPMI の有効化
• RHEL 6 での起動中の Linux のシリアルコンソールの設定
• サポート対象の SSH 暗号スキーム
DB9 ケーブルを使用したシリアル接続による iDRAC
との通信
次のいずれかの通信方法を使用して、システム管理の作業をラックサーバまたはタワーサーバへのシリアル接続経由で実行できま
す。
• RAC シリアル
• IPMI シリアル — ダイレクト接続基本モードまたはダイレクト接続ターミナルモード
メモ: ブレードサーバの場合、シリアル接続はシャーシを介して確立されます。詳細については、『Chassis Management
Controller ユーザーズガイド』(www.dell.com/cmcmanuals から入手可能) を参照してください。
シリアル接続を確立するには、次の手順を実行します。
1. BIOS を設定して、シリアル接続を有効にします。
2. 管理ステーションのシリアルポートから管理下システムの外部シリアルコネクタにヌルモデム DB9 ケーブルを接続します。
メモ: ボーレートを変更した場合、vConsole または GUI からサーバ電源を入れ直す必要があります。
3. 次のいずれかを使用して、管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアがシリアル接続用に設定されているこ
とを確認します。
• Xterm の Linux Minicom
• Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)
管理対象システムの起動プロセスに応じて、POST 画面またはオペレーティングシステムの画面が表示されます。これは、
Windows の場合は SAC、Linux の場合は Linux テキストモード画面のように、設定に基づいて表示されます。
4. iDRAC で RAC シリアル接続または IPMI シリアル接続を有効にします。
BIOS のシリアル接続用設定
BIOS をシリアル接続用に設定するには、次の手順を実行します。
メモ: これは、ラックおよびタワーサーバー上の iDRAC にのみ適用されます。
1. システムの電源を入れるか、再起動します。
2. F2 を押します。
3. システム BIOS 設定 > シリアル通信 と移動します。
4. リモートアクセスデバイス に 外部シリアルコネクタ を選択します。
5. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
6. <Esc> を押して セットアップユーティリティ を終了します。
RAC シリアル接続の有効化
BIOS でシリアル接続を設定した後、iDRAC で RAC シリアルを有効にします。
110 iDRAC 通信のセットアップ