Users Guide
• NVMe PCIe SSD デバイス
ファームウェアインベントリセクションは、次のコンポーネントのファームウェアバージョンを表示します。
• BIOS
• Lifecycle Controller
• iDRAC
• OS ドライバパック
• 32 ビット診断
• システム CPLD
• PERC コントローラ
• バッテリー
• 物理ディスク
• 電源ユニット
• NIC
• ファイバチャネル
• バックプレーン
• エンクロージャ
• PCIe SSD
メモ: ソフトウェアインベントリは、ファームウェアバージョンの最後の 4 バイトのみを表示します。たとえば、ファームウェ
アバージョンが FLVDL06 の場合、ファームウェアインベントリには DL06 と表示されます。
メモ: Dell PowerEdge FX2/FX2s サーバでは、iDRAC GUI に表示される CMC バージョンの命名規則は、CMC GUI に表示さ
れるバージョンとは異なります。ただし、バージョンは変わりません。
ハードウェアコンポーネントを交換する、またはファームウェアバージョンをアップデートするときは、再起動時にシステムインベ
ントリを収集するため、Collect System Inventory on Reboot (CSIOR)オプションを有効化して実行するようにします。数分後、
iDRAC にログインし、System Inventory(システムインベントリ) ページに移動して詳細を表示します。サーバに取り付けられた
ハードウェアによっては、情報が利用可能になるまでに最大 5 分間かかる場合があります。
メモ: CSIOR オプションはデフォルトで有効化されます。
メモ: オペレーティングシステム内で行われた設定変更とファームウェアアップデートは、サーバーを再起動するまでインベン
トリに適切に反映されないことがあります。
エクスポート をクリックして、ハードウェアインベントリを XML 形式でエクスポートして、任意の場所に保存します。
センサー情報の表示
次のセンサーは、管理下システムの正常性を監視するために役に立ちます。
• バッテリー — システム基板 CMOS およびストレージの RAID On Motherboard(ROMB)上のバッテリーに関する情報を提供し
ます。
メモ: ストレージ ROMB のバッテリー設定は、システムにバッテリー装備の ROMB がある場合にのみ利用可能です。
• ファン(ラックおよびタワーサーバの場合のみ利用可能) — システムファンに関する情報を提供します(ファン冗長性、およ
びファン速度としきい値を表示するファンのリスト)。
• CPU - 管理対象システムに搭載された CPU の正常性と状態を示します。また、プロセッサー自動スロットルおよび予測障害を
レポートします。
• メモリ — 管理下システムにある Dual In-line Memory Module(DIMM)の正常性と状態を示します。
• イントルージョン — シャーシについての情報を提供します。
• 電源装置(ラックおよびタワーサーバの場合のみ利用可能)— 電源装置と電源装置の冗長性状態に関する情報を提供します。
メモ: システムに電源装置が 1 つしかない場合、電源装置の冗長性は 無効 に設定されます。
• リムーバブルフラッシュメディア — 内部 SD モジュール(vFlash および 内部デュアル SD モジュール(IDSDM))に関する情報
を提供します。
• IDSDM の冗長性が有効になっている場合は、「IDSDM 冗長性ステータス、IDSDM SD1、IDSDM SD2」という IDSDM センサー
ステータスが表示されます。冗長性が無効になっている場合は、IDSDM SD1 のみが表示されます。
• システムの電源がオンになったとき、または iDRAC のリセット後は、当初 IDSDM の冗長性が無効化されています。カード
の挿入後にのみ IDSDM SD1 センサーのステータスが表示されます。
• IDSDM の冗長性が有効になっていて、IDSDM に 2 枚の SD カードが入っているにもかかわらず、1 枚の SD カードのステータ
スがオンラインで、もう 1 枚のカードのステータスがオフラインになっている場合、IDSDM 内の 2 枚の SD カード間で冗長
102 iDRAC と管理下システム情報の表示