Users Guide
注意: 高速初期化の実行中は既存のデータにアクセスできなくなります。
高速初期化タスクは物理ディスク上のディスクブロックにゼロを書き込みません。これは、高速初期化タスクが書き込み操作を実
行しないためであり、そのためディスクの劣化が少なくなります。
仮想ディスクの高速初期化では、仮想ディスクの最初と最後の 8 MB が上書きされ、ブートレコードすべてまたはパーティション情
報がクリアされます。操作完了にかかるのは 2~3 秒で、仮想ディスク再作成時に推奨されます。
バックグラウンド初期化は高速初期化の完了 5 分後に開始されます。
完全または低速初期化
完全初期化(低速初期化とも呼ばれます)操作は、仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。これにより、物理
ディスクのメタデータがアップデートされ、既存のデータとファイルシステムがすべての消去されます。完全初期化は仮想ディスク
の作成後に実行できます。高速初期化操作と比較して、物理ディスクに問題がある場合、または不良ディスクブロックがあると思
われる場合は、完全初期化の使用をお勧めします。完全初期化操作は、不良ブロックを再マップし、すべてのディスクブロックに
ゼロを書き込みます。
仮想ディスクの完全初期化を実行した場合、バックグランド初期化は必要ありません。完全初期化中、ホストは仮想ディスクにア
クセスできません。完全初期化中にシステムを再起動すると、その操作は中止され、バックグラウンド初期化プロセスが仮想ディ
スク上で開始されます。
以前にデータが保存されていたドライブには、完全初期化を実行することが常に推奨されます。完全初期化には、1 GB あたり 1 ~
2 分かかる場合があります。初期化の速度は、コントローラのモデル、ハードドライブの速度、およびファームウェアのバージョン
によって異なります。
完全初期化タスクは 1 度に 1 台ずつ物理ディスクを初期化します。
メモ: 完全初期化は、リアルタイムでのみサポートされます。完全初期化をサポートするコントローラはほんのわずかです。
仮想ディスクの暗号化
コントローラで暗号化が無効になっている場合(つまり、セキュリティキーが削除されている場合)は、SED ドライブを使用して
作成された仮想ディスクの暗号化を手動で有効にします。コントローラで暗号化を有効にした後に仮想ディスクを作成すると、仮
想ディスクは自動的に暗号化されます。仮想ディスクの作成時に有効な暗号化オプションを無効にした場合を除き、仮想ディスク
は暗号化仮想ディスクとして自動的に設定されます。
暗号化キーを管理するには、ログインおよびサーバー制御の権限を持っている必要があります。
専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除
専用ホットスペアは、仮想ディスクに割り当てられた未使用のバックアップディスクです。仮想ディスク内の物理ディスクが故障
すると、ホットスペアがアクティブ化されて故障した物理ディスクと交換されるため、システムが中断したり、ユーザー介入が必
要になったりすることはありません。
この操作を実行するには、ログインおよびサーバー制御の権限を持っている必要があります。
T10 PI(DIF)対応物理ディスクのみをホットスペアとして T10 PI(DIF)有効仮想ディスクに割り当てることができます。専用ホッ
トスペアとして割り当てられている T10 PI(DIF)以外のドライブは、T10 PI(DIF)が後で仮想ディスク上で有効になった場合にホ
ットスペアとはなりません。
4K ドライブのみを 4K 仮想ディスクにホットスペアとして割り当てることができます。
保留中の操作への追加 モードで物理ディスクを専用ホットスペアとして割り当てた場合、保留中操作が作成されますが、ジョブは
作成されません。その後で専用ホットスペアの割り当てを解除しようとすると、専用ホットスペアを割り当てる保留中操作がクリ
アされます。
保留中の操作への追加 モードで物理ディスクを専用ホットスペアとしての割り当てから解除した場合、保留中操作が作成されます
が、ジョブは作成されません。その後で専用ホットスペアの割り当てを行おうとすると、専用ホットスペアの割り当てを解除する
保留中操作がクリアされます。
メモ: ログエクスポート操作進行中は、仮想ディスクの管理 ページで専用ホットスペアに関する情報を表示することができま
せん。ログエクスポート操作の完了後、仮想ディスクの管理 ページを再ロードまたは更新して情報を表示します。
208 ストレージデバイスの管理










