Users Guide

システムの再利用または廃棄
13 世代の PowerEdge サーバーでは、Lifecycle Controller システムの再利用または廃棄 オプションを
使用してシステム情報を消去することができます。この機能は、サーバーを再利用または廃棄する前に、サ
ーバーの選択されたコンポーネント上にあるサーバーおよびストレージ関連のデータを恒久的に削除しま
す。この後、選択されたコンポーネントはデフォルトの状態に戻ります。
メモ: システムの再利用または廃棄 オプションは、インベントリ収集の状況を 有効 にリセットしてか
ら、iDRAC および BIOS 設定情報、工場出荷時のインベントリ、設定、Lifecycle ログ情報(履歴デー
タおよび作業メモ)バックアップイメージファイル、不揮発NVキャッシュ、vFlash カード、オペ
レーティングシステムドライバパック、および診断を恒久的に削除します。この操作中、システムに関
連するハードウェアおよびソフトウェアインベントリデータも削除されますが、これらはサーバーの次
回再起動時に再度作成されます。
メモ:
システムの再利用または廃棄 機能は、iDRAC 関連のライセンス情報は削除しません。
PERC NV キャッシュおよび vFlash カード は、そのサーバ上で PERC および vFlash カードが使用可
能である場合にのみ表示されます。
次が必要な場合は、この機能を使って極秘データおよび設定関係の情報を削除します。
管理下システムを破棄する。
管理下システムを別のアプリケーションに再利用する。
サーバ情報の削除
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、Lifecycle Controller の起動を参照してください。
2. 左ペインで ハードウェア設定 をクリックしてから、システムの再利用または廃棄 をクリックします。
3. コンポーネントの選択 ページで、サーバー機能 および ストレージコンポーネント から削除する機能と
コンポーネントを選択します。
4. 次へ をクリックします。
削除用に選択された機能およびコンポーネントの概要が表示されます。
5. 概要 ページの情報を読み、終了 をクリックします。
ハードウェア診断
システム、およびシステムに接続されたハードウェアが適切に機能しているかどうかを検証する定期的な保
守計画の一環として、ハードウェア診断ユーティリティ を使用した診断を実行することを推奨します。診断
ユーティリティには接続ハードウェアの物理的(論理的ではなく)ビューがあるため、オペレーティングシ
ステムやその他のオンラインツールが識別できないハードウェア問題を識別できます。ハードウェア診断ユ
ーティリティを使用して、メモリ、
I/O デバイス、CPU、物理ディスクドライブ、およびその他の周辺機器
を検証することができます。
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