Users Guide
アップデートプロセスの完了後は、システムが再起動される場合があります。複数のアップデートを適
用する場合は、アップデートとアップデートの間にシステムが再起動し、Lifecycle Controller に戻って
アップデートを続行する場合があります。
関連リンク
ファームウェアのロールバック
ファームウェアバージョンの比較
Trusted Platform Module 設定に影響するデバイスのアップデートとロールバック
ファームウェアバージョンの比較
アップデートまたはロールバックのバージョンを現在システムにインストールされているバージョンと比較
するには、現在 フィールドと 利用可能 フィールドのバージョンを比較します。
• コンポーネント — コンポーネントの名前を表示します。アップデートするコンポーネントに対応するチ
ェックボックスを選択してください。
• 現在 — 現在システムにインストールされているコンポーネントのバージョンが表示されます。
• 使用可能 — 使用可能なファームウェアのバージョンが表示されます。
Trusted Platform Module 設定に影響するデバイスのアップデートとロールバック
起動前測定を有効化した状態で Trusted Platform Module(TPM)を有効にすると、システム上の BitLocker
保護が有効になります。BitLocker 保護が有効化されると、RAID コントローラ、NIC、および BIOS などのコ
ンポーネントのアップデートまたはロールバックには、次回のシステム起動中に、リカバリパスワードの入
力、またはリカバリキーが含まれる USB フラッシュドライブの挿入が必要になります。TPM の設定方法の
詳細については、
dell.com/support/home の 『BIOS ユーザーガイド』を参照してください。
TPM セキュリティが 起動前測定でオン に設定されていることを Lifecycle Controller が検知すると、特定の
アップデートに対してリカバリパスワードまたはリカバリキーが含まれた USB ドライブが必要になるとい
うメッセージが表示されます。このメッセージには、
BitLocker に影響するコンポーネントも記載されていま
す。
これらのコンポーネントは、アップデートの選択 ページに移動し、該当するコンポーネントのチェックボッ
クスをクリアすることによって、アップデートやロールバックを行わないよう選択することができます。
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