Concept Guide
ハッシュパスワードの使用についての詳細は、en.community.dell.com/techcenter/systems-
management/w/wiki/1906.dcim-library-profile.aspx
で入手できる『iDRAC カード』、『BIOS および
BootManagement』プロファイル文書を参照してください。
USB 管理ポートの設定
iDRAC によって監視されている第 13 世代 PowerEdge サーバーでは、USB ポートおよび USB ドライブで次
の機能を実行できます。
• サーバーの USB ポートの状態管理。状態が無効化されている場合、iDRAC は管理下 USB ポートに接続さ
れている USB デバイスまたはホストを処理しません。
• USB ポートが iDRAC またはオペレーティングシステムのどちらによって使用されるかを特定する USB
管理ポートモードの設定。
• デバイスが USB の仕様で許容されている電力要件を超過するときに生成される過電流アラートの表示。
WS イベントを生成するための過電流アラートの設定。
• デバイスが接続されているときの FQDD、デバイスの説明、プロトコル、ベンダー ID、製品 ID などの
USB デバイスのインベントリの表示。
• iDRAC 監視対象の USB ポートに挿入されている USB ドライブに保存されたファイルを使用したサーバ
ーの設定。この設定により、進捗状況を追跡するジョブの作成、および
Lifecycle ログへの結果のログ記
録が可能になります。
メモ: USB 構成設定は、USB ドライブからのシステムの設定が許可されるかどうかを制御します。
USB デバイス管理の詳細については、en.community.dell.com/techcenter/systems-management/w/wiki/
1906.dcim-library-profile.aspx
で入手できる『USB デバイスプロファイル』文書を参照してください。
監視
さまざまな Lifecycle Controller-Remote Services 機能を使って、ライフサイクルを通してシステムを監視で
きます。現行および工場出荷時のハードウェアインベントリ、Lifecycle ログ、システムイベントログ、ファ
ームウェアインベントリなどの機能がシステムの監視に役立ちます。
ハードウェアインベントリ
ハードウェアインベントリ情報は、Lifecycle Controller の持続ストレージにキャッシュされ、iDRAC と UEFI
アプリケーションに対して使用することができます。これは、ハードウェアインベントリを Lifecycle
Controller からリモート共有上のテキストファイルにエクスポートするために使用されます。
ハードウェアコンポーネントのインベントリをリモートでクエリすることができます。各ハードウェアイン
ベントリクラスには、ハードウェアコンポーネントについての重要な属性が含まれています。
たとえば、LastSystemInventoryTime 属性は、前回 Collect System Inventory on Restart(CSIOR)が
実行された時点を識別します。この属性は、インベントリがどのくらい前にアップデートされたかを示すた
めに重要です。
ハードウェアインベントリおよび設定情報は、次のコンポーネントについて使用できます。
• 電源装置ユニット
• ファン
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