Users Guide
インタフェースま
たはプロトコル
説明
SSH
SSH を使用して、RACADM および SMCLP コマンドを実行します。これは Telnet コ
ンソールと同じ機能を提供しますが、高度なセキュリティのために暗号化トランスポ
ート層を使用します。
SSH サービスはデフォルトで、iDRAC で有効になっています。
iDRAC では SSH サービスを無効にできます。iDRAC は、DSA および RSA ホストキー
アルゴリズムを使用する SSH バージョン 2 のみをサポートします。iDRAC の初回起
動時に、固有の
1024 ビット DSA ホストキーおよび 1024 ビット RSA ホストキーが生
成されます。
IPMITool
IPMITool を使用して、iDRAC 経由でリモートシステムの基本管理機能にアクセスし
ます。インタフェースには、ローカル
IPMI、IPMI オーバー LAN、IPMI オーバーシリ
アル、シリアルオーバー LAN があります。IPMITool の詳細については、dell.com/
support/manuals にある『Dell OpenManage Baseboard Management Controller ユ
ーティリティユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: IPMI バージョン 1.5 はサポートされていません。
VMCLI
仮想メディアコマンドラインインタフェース(VMCLI)を使用して管理ステーション
経由でリモートメディアにアクセスし、複数の管理下システムにオペレーティングシ
ステムを展開します。
SMCLP
サーバー管理ワークグループサーバー管理-コマンドラインプロトコル(SMCLP)を
使用して、システム管理タスクを実行します。これは
SSH または Telnet 経由で使用
できます。SMCLP の詳細については、「SMCLP の使用」を参照してください。
WS-MAN
LC-Remote Services は、WS-Management プロトコルに基づいて一対多のシステム
管理タスクを実行します。
LC-Remote Services 機能を使用するには、WinRM クライ
アント(Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)などの WS-MAN クライ
アントを使用する必要があります。Power Shell および Python を使用して、WS-
MAN
インタフェースに対してスクリプトを実行することもできます。
管理用ウェブサービス(WS-Management)は、システム管理に使用されるシンプル
オブジェクトアクセスプロトコル(SOAP)ベースのプロトコルです。iDRAC は、
WS–Management を使用して Distributed Management Task Force(DMTF)の共通
情報モデル(CIM)ベースの管理情報を伝送します。CIM 情報は管理下システムでの
変更が可能なセマンティックスおよび情報タイプを定義します。WS-Management
から使用可能なデータは、DMTF プロファイルおよび拡張プロファイルにマップされ
た iDRAC 計装インタフェースによって提供されます。
詳細については、次の文書を参照してください。
• dell.com/support/manuals にある『Lifecycle Controller Remote Services ユー
ザーズガイド』。
• dell.com/support/manuals にある『Lifecycle Controller 統合ベストプラクティ
スガイド』。
• Dell TechCenter の Lifecycle Controller ページ — delltechcenter.com/page/
Lifecycle+Controller
• Lifecycle Controller WS-Management スクリプトセンター —
delltechcenter.com/page/Scripting+the+Dell+Lifecycle+Controller
• MOF およびプロファイル — delltechcenter.com/page/DCIM.Library
• DTMF ウェブサイト — dmtf.org/standards/profiles/
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