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統合モード - 2 台目の PERC コントローラが取り付けられている場合でも、プライマリ PERC コントロー
ラに、バックプレーンに接続されたすべてのドライブへのアクセス権があります。
スプリットモード - 1 台のコントローラは最初の 12 ドライブにアクセスでき、2 台目のコントローラは
残りの
12 ドライブにアクセスできます。このスプリットは変更できません。1 台目のコントローラに接
続されているドライブには 011 の番号が付けられ、2 台目のコントローラに接続されているドライブに
1223 に番号が付けられます。
デフォルトでは、統合モードに設定されます。
エキスパンダにこの構成をサポートする機能がある場合、iDRAC ではスプリットモード設定が許可されま
す。
2 台目のコントローラを取り付ける前に、このモードを有効にすることもできます。iDRAC は、このモ
ードが設定される前にエキスパンダの機能をチェックしますが、2 台目の PERC コントローラが存在するか
どうかはチェックしません。
設定を変更するには、サーバー制御権限を持っている必要があります。
他の RAID 操作が保留中の状態であるか、または RAID ジョブがスケジュールされている場合、バックプレー
ンモードを変更できません。同様に、この設定が保留されている場合、他の
RAID ジョブをスケジュールで
きません。
メモ:
設定が変更されるときは、データロスのおそれがあることを示す警告メッセージが表示されます。
LC ワイプまたは iDRAC のリセット操作では、このモードに対するエキスパンダの設定は変更され
ません。
この操作は、リアルタイムでのみサポートされており、ステージされません。
この設定の変更は、システムの電源リセット後にのみ有効になります。スプリットモードから統合モードに
変更すると、次回起動時に 2 台目のコントローラがドライブを認識しないことを示すエラーメッセージが表
示されます。また、
1 台目のコントローラは外部設定を認識します。エラーを無視すると、既存の仮想ディ
スクが失われます。
ウェブインタフェースを使用したバックプレーンモードの設定
iDRAC ウェブインタフェースを使用してバックプレーンモードを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要ストレージエンクロージャセットアップ と移動します。
エンクロージャのセットアップ ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューで設定するコントローラを選択して、関連するエンクロージャを
設定します。
3. 列で、必要なバックプレーンまたはエンクロージャに対して必要なモードを選択します。
統合
スプリット
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから 今すぐ適用 を選択してただちに処置を適用し、次に
をクリックします。
ジョブ ID が作成されます。
5. ジョブキュー ページに移動して、ジョブのステータスが完了になっていることを確認します。
6. システムの電源サイクルを実行して設定を有効にします。
RACADM を使用したエンクロージャの設定
エンクロージャまたはバックプレーンを設定するには、BackplaneMode オブジェクトと set サブコマンド
を使用します。
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