Users Guide
• イベントデータのログ:Lifecycle ログおよび RAC ログ。
• イベントに対する電子メールアラート、IPMI アラート、リモートシステムログ、WS イベンティングロ
グ、および SNMP トラップ(v1、v2c、および v3)の設定と、改善された電子メールアラート通知。
• 前回のシステムクラッシュイメージのキャプチャ。
• 起動キャプチャビデオおよびクラッシュキャプチャビデオの表示。
• CPU、メモリ、および I/O モジュールのパフォーマンスインデックスの帯域外監視および通知。
• 吸気口の温度と電力消費量の警告しきい値の設定。
• iDRAC サービスモジュールを使用して次の操作を行います。
– オペレーティングシステム(OS)情報の表示。
– Lifecycle Controller ログのオペレーティングシステムログへの複製。
– システムの自動リカバリオプション。
– Windows Management Instrumentation(WMI)情報の入力。
– テクニカルサポートレポートとの統合。これは、iDRAC サービスモジュールバージョン 2.0 以降がイ
ンストールされている場合のみ該当します。詳細については、「
テクニカルサポートレポートの生成」
を参照してください。
– NVMe PCIe SSD の取り外し準備。詳細に関しては、「PCIe SSD の取り外し準備」を参照してくださ
い。
• 次の方法によるテクニカルサポートレポートの生成:
– 自動 — OS Collector ツールを自動で呼び出す iDRAC サービスモジュールを使用します。
– 手動 — OS Collector ツールを使用します。
セキュアな接続
重要なネットワークリソースへのアクセスのセキュア化は非常に大切です。iDRAC には、次のようなさまざ
まなセキュリティ機能が実装されています。
• Secure Socket Layer(SSL)証明書用のカスタム署名証明書。
• 署名付きファームウェアアップデート。
• Microsoft Active Directory、汎用 Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリサービ
ス、またはローカルで管理されているユーザー ID およびパスワードによるユーザー認証。
• スマートカードログイン機能を使用した 2 要素認証。2 要素認証は、物理的なスマートカードとスマート
カードの
PIN に基づいています。
• シングルサインオンおよび公開キー認証。
• 各ユーザーに特定の権限を設定するための役割ベースの許可。
• iDRAC にローカルで保存されたユーザーアカウントの SNMPv3 認証。これを使用することが推奨されま
すが、デフォルトで無効になっています。
• ユーザー ID とパスワード設定。
• デフォルトログインパスワードの変更。
• セキュリティ向上のための単方向ハッシュ形式を使用したユーザーパスワードおよび BIOS パスワード
の設定。
• SSL 3.0 規格を使用して 128 ビットおよび 40 ビット(128 ビットが許容されない国の場合)暗号化をサ
ポートする SMCLP とウェブインタフェース。
• セッションタイムアウトの設定(秒数指定)。
• 設定可能な IP ポート(HTTP、HTTPS、SSH、Telnet、仮想コンソール、および仮想メディア向け)。
メモ: Telnet は SSL 暗号化をサポートせず、デフォルトで無効になっています。
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