Users Guide
• バッテリ — システム基板 CMOS およびストレージの RAID On Motherboard(ROMB)上のバッテリに
関する情報を提供します。
メモ: ストレージ ROMB のバッテリ設定は、システムにバッテリ装備の ROMB がある場合にのみ利
用可能です。
• ファン(ラックおよびタワーサーバーの場合のみ利用可能) — システムファンに関する情報(ファンの
冗長性や、ファン速度としきい値が示されたファンのリスト)を提供します。
• CPU — 管理下システム内の CPU の正常性と状態を示します。プロセッサの自動スロットルと予測障害
も報告します。
• メモリ — 管理下システムにある Dual In-line Memory Module(DIMM)の正常性と状態を示します。
• イントルージョン — シャーシについての情報を提供します。
• 電源装置(ラックおよびタワーサーバーの場合のみ利用可能) — 電源装置と電源装置の冗長性状態に関
する情報を提供します。
メモ: システムに電源装置が 1 つしかない場合、電源装置の冗長性は 無効 に設定されます。
• リムーバブルフラッシュメディア — 内部 SD モジュール(vFlash および 内部デュアル SD モジュール
(IDSDM))に関する情報を提供します。
– IDSDM の冗長性が有効な場合は、「IDSDM Redundancy Status, IDSDM SD1, IDSDM SD2」という
IDSDM センサーステータスが表示されます。冗長性が無効な場合は、IDSDM SD1 のみが表示されま
す。
– システムの電源がオンになったとき、または iDRAC のリセット後は、当初 IDSDM の冗長性が無効化
されています。カードの挿入後にのみ IDSDM SD1 センサーのステータスが表示されます。
– IDSDM に存在する 2 つの SD カードで IDSDM 冗長性が有効化されている場合、一方の SD カードの
ステータスが
オンライン
になり、他方のカードのステータスが
オフライン
になります。IDSDM の 2
つの SD カード間で冗長性を復元するには、システムの再起動が必要になります。冗長性の復元後、
IDSDM の SD カード両方のステータスが
オンライン
になります。
– IDSDM に存在する 2 つの SD カード間で冗長性を復元する再構築中は、IDSDM センサーの電源がオ
フであるため、IDSDM ステータスが表示されません。
メモ: IDSDM 再構築操作中にホストシステムを再起動すると、iDRAC は IDSDM 情報を表示しま
せん。この問題を解決するには、IDSDM を再び再構築するか、iDRAC をリセットします。
– IDSDM モジュール内の書き込み保護された、または破損した SD カードに対するシステムイベントロ
グ
(SEL)は、SD カードを書き込み可能または破損なしの SD カードと取り換えることによってクリ
アされるまで繰り返されません。
• 温度 - システム基板の吸気口の温度と排気口の温度に関する情報を提供します(ラックサーバーにのみ該
当)。この温度プローブは、プローブのステータスが事前設定警告と重大なしきい値の範囲内にあるかど
うかを示します。
• 電圧 — さまざまなシステムコンポーネントの電圧センサーの状態と読み取り値を示します。
次の表は、iDRAC ウェブインタフェースと RACADM を使用してセンサー情報を表示する方法を示していま
す。ウェブインタフェースに表示されたプロパティについては、『iDRAC オンラインヘルプ』の該当するペ
ージを参照してください。
表
9. ウェブインタフェースおよび RACADM を使用したセンサー情報
情報を表示するセンサー ウェブインタフェース使用 RACADM 使用
バッテリ 概要 → ハードウェア → バッテリ getsensorinfo コマンドを使用し
ます。
電源装置については、get サブコマ
ンドとともに
115