Users Guide
これによって、その他の iDRAC に情報がロードされます。ユーザーおよびパスワードデータベースを
Server Administrator と同期するには、config サブコマンドを使用します。
4. racadm racreset コマンドを使用して、ターゲットの iDRAC をリセットします。
iDRAC 設定ファイルの作成
設定ファイル .cfg には、次の操作を実行できます。
• 作成する
• racadm getconfig -f <filename>.cfg コマンドまたは racadm get -f <filename>.cfg で
取得する
• racadm getconfig -f <filename>.cfg コマンドまたは racadm get -f <filename>.cfg で
取得して編集する
getconfig および get コマンドの詳細については、dell.com/support/manuals にある『iDRAC8 RACADM
コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
.cfg ファイルはまず、有効なグループとオブジェクト名が存在し、基本構文規則に従っていることを検証す
るために構文解析されます。エラーには、エラーが検出された行番号を示すフラグが付き、問題を説明する
メッセージが表示されます。修正のためにファイル全体が構文解析され、すべてのエラーが表示されま
す。.cfg ファイルでエラーが検出された場合、書き込みコマンドは iDRAC に送信されません。ユーザーは、
そのファイルを使用して
iDRAC を設定する前に、すべてのエラーを修正する必要があります。config サブ
コマンドに -c オプションを使用すると、構文が検証され、iDRAC への書き込み操作は実行されません。
.cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。
• 構文解析でインデックス付きグループが検出されると、そのグループのインデックスがアンカーとして使
用されます。インデックス付きグループ内のオブジェクトに対する変更は、インデックス値にも関連付け
られます。
たとえば、次のとおりです。
– getconfig コマンドを使用した場合:
[cfgUserAdmin] # cfgUserAdminIndex=11 cfgUserAdminUserName= #
cfgUserAdminPassword=******** (Write-Only) cfgUserAdminEnable=0
cfgUserAdminPrivilege=0x00000000 cfgUserAdminIpmiLanPrivilege=15
cfgUserAdminIpmiSerialPrivilege=15 cfgUserAdminSolEnable=0
– get コマンドを使用した場合:
[idrac.users.16] Enable=Disabled IpmiLanPrivilege=15
IpmiSerialPrivilege=15 !!Password=******** (Write-Only) Privilege=0x0
SNMPv3AuthenticationType=SHA SNMPv3Enable=Disabled SNMPv3PrivacyType=AES
SolEnable=Disabled UserName=
• インデックスは読み取り専用であり、変更できません。インデックス付きグループのオブジェクトは、そ
れらのグループがリストされているインデックスにバインドされ、オブジェクト値の有効な設定は、その
特定のインデックスにのみ適用されます。
• インデックス付きグループごとに、事前定義されたインデックスのセットを使用できます。詳細について
は、dell.com/support/manuals にある『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェースリファレンス
ガイド』を参照してください。
• racresetcfg サブコマンドを使用して iDRAC をデフォルト設定にリセットし、racadm config -f
<filename>.cfg または racadm set -f <filename>.cfg コマンドを実行します。.cfg ファイル
に、必要なオブジェクト、ユーザー、インデックス、およびその他のパラメータがすべて含まれているこ
とを確認してください。
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